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ニセモノの良心

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2019年 07月 21日

吉本はテレビ局が株主だから大丈夫か?


吉本の件について、ロンブー田村亮が
>「僕がすごく不信に思ったのが、『在京5社、在阪5社は吉本の株主だから、大丈夫やから』と言われました。
というちょっと訳の分からないこと吉本に言われたとぶっちゃけ、なんだか無敵の人みたいに言われている。

なんでわからないか。逆だからである。通常は株主の方が強い。
当たり前だ。株式会社は本来的に株主のためにある。
「自分の資産を貶めることは言わないだろう」との判断とは思うけど、それにしたって手前勝手の理論である。
むしろ「吉本がテレビ局の株持っているから言うことを聞かせられる」の方が普通は筋は通る。
岡本さんも、ご立派になられたようでよろしおすなぁ(京風)


では、なぜ今回の件で疑惑が出てきた反社と吉本の問題に、局はちゃんと食い込めていけてないのか。
なんだか引いたような質問や茶化したような質問ばかりであった。こんな時ホフホワイトとか聞いてどうする馬鹿。


おそらく、これは株式云々というより、これはタレント行政と言われる問題の方が大きい。
局は、数字(視聴率)持っているタレントとその事務所と、プロデューサーまわりを中心に関係値を作りあげる。
「無名のころから出演機会を作った」とか「人気のタレント出演の代わりに、抱き合わせで無名のタレントの出演」とか、
まぁそういうやつ。地方にはあんま縁のないことだから、詳細はごめん疎い。
で、これは編成部を中心とした動きとなる。

で、今回記者会見に立ち会ったのは部署違いの「記者」である。多分、対タレントの件なんて僕並みに疎い。それに対人問題となるので、当事者以外下手に触れない。
となると、「うちの会社の人間にどう関わるか、よーわからないから、取り合えず無難にいこう」という心理が働いていると思う。
いわゆる「忖度」ってやつ。



さて、ここで2つほど論点が。
これ、このまま反社会的勢力との関連性に切り込めないままだと「利害関係者に甘い」もしくは「圧力()に屈した」とみられる可能性が大いにある。というかなる。
それは普段のえらそうな言行からの不一致とみられるし、そうなると今後「報道は機能していない」とみなされる。
「資本が入って強い立場」なのにタレントに遠慮しているってなると、もうこれ、どこになら切り込めるの?ってなるわな。



もう1つは、社長から各キー局が名前出された状態になっているこの現状、放置すると
「反社とのお付き合いがある可能性を把握しておりながら、株主の立場から何もしていない」ことになる。
それってやばいよね?

多分、吉本の社長含め、役員何人か首は飛ぶ。(確定事項みたいに言うけど、ただの予測だ)
その際に、各キーは、なんらかの役割を果たしたように「見せる」必要が出てくるのでは?と思う。



状態的には、まだ片っぽからの話だし、このまま会見の内容を鵜呑みになぞできない。
言い方悪いけど、反社から金貰っていた人間の会見の信頼度なんてたかが知れている。これまでの嘘もバレた。
ただし、やり方がうまかったし、覚悟を決めているのは伝わってきている。誰かが「雨上がり決死隊」の伏線回収か?って言ってた位には。


編成が損切りできるかやろね。まぁここまで来たらするだろうけど。





# by soulwarden | 2019-07-21 19:35
2019年 07月 16日

続CBCやらかしについて。あと、この騒ぎでCBCが失ったもの

良い子なので2日連続で書く。
何故ならCBC続報出したから。
そして、昨日コキペされまくったからか右クリック禁止になったw
まぁショートカット使えるんだけどさ。

以下HPより。
CBCテレビ報道部公式ツイッターアカウント上での不適切な書き込みにより、参院選比例代表に立候補されている自民党現職の和田政宗氏、並びに関係者の皆様にご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。選挙期間中でもあり、和田様の事務所を通じて、和田様ご本人へのお詫びをお願いしているところでございます。
弊社は報道機関として、選挙報道について厳に公平・中立な立場を堅持すべきと考えております。掲載されたコメントは弊社報道部の意思に基づくものではなく、あってはならない投稿と考えております。
調査は、当該アカウントにアクセス可能な複数人を中心に全報道部員から、弁護士等外部によるヒアリングなどを実施し、あらゆる可能性を排除せず、調査に臨んでおります。
不適切な投稿は、当社報道部公式ツイッターアカウントの管理、運用の甘さが原因の一つであり、外部の専門家を交え当該アカウントを含め当社のすべてのソーシャルメディアアカウントの管理運用ルールを厳格化するとともに、今後社内規則に則り関係者の処分を検討します。
今後もしっかりとした調査を行い、再発防止に努める所存でございます。

以上

CBCテレビ




昨日から変わったところ。
>今後社内規則に則り関係者の処分を検討します。
社内と言い切ってるので、まぁ社内なんだねw
昨日の時点で明確にしてたら、おもちゃにされなくて済んだのにね。


あと、
当該アカウントにアクセス可能な複数人を中心に全報道部員から、
下手人を報道部員に絞ってる。
ということは昨日の僕の読みは間違いか。
「報道部員の本来は権限もっていない奴が勝手に投稿した」って書いてある。
こんな基本線、謝罪一報上げる前に真っ先に消しておけよ。。。


要は、CBC内で適当に運用されていたtwitterアカウント、特定の思想持ちが社内の注視がないことをいいことに我がものみたいに運用していたんだね。
で、連休中に管理者不在状態でこの騒ぎになって、で、昨日はデスクあたりが「自分たち投稿していません」と言おうとして笑いものにされたわけだ。 



で、CBCが昨日の言い訳で失ったものを列挙してみる。

・情報管理についての信頼
情報を扱っている報道機関が、その情報の管理があまりに甘いことを露呈した。
そんな状態で情報触ってるんかい?ってなる。
もちろん、TVとかの業務の本線についてはちゃんとしているのだろう。(ちゃんとしているよね・・・?)
ただし情報管理問題というのは、当然のことながら一番気にしていないところから起こるんだよねー
それが今回はtwitterだったと。


・バリバリの思想持ちが報道にいることによる信頼感の喪失
少なくとも暴力を肯定するタイプの人間がそこにいる。
もちろんどうであれ思想を持つこと自体が悪いのではない。表に(こんな形で)出すのが問題なだけで。
中立とか中庸とか、自分たちが言ってたお題目全部に疑念の目が向けられるよね。

そして、なぜそんなお題目を唱えていたか。それはもちろん自分のためだよね?


・日本語つたないのがばれた
「自分たちが責任もって投稿したものではない」を「アカウント乗っ取られました」と読み取れる文章にしてしまう日本語能力のなさ。
大丈夫かデスク??


・アカウント乗っ取られましたの文脈を知らない
おそらく最初にあの文章書いてしまったのには「責任は自分たちではない。自分たち以外の誰かである」
ということを、言外に言いたかったんだろう。で、Twitterご協力の調査とか、外部の存在を匂わせること書いてしまったと。
だって、報道の人間なら管理責任出るしね。

だけど、不正アクセスについての理解がちょっとばかり薄かった。
普通そういうのは、本当だとステムに連絡して一大検証大会が行われて最終的には警察沙汰レベルのことだと理解が足りなかった。



あと、やらかしたときに同じ言い訳しているメンツを思い出しただけで、みんなが「あっ・・・」ってなることも知らなかった。
HPにあげる前に、システムあたり「この言い訳やばい」って教えてやれよ。



・素直さ
最初に「個人のアカウントと間違えました」
と、素直に謝っておけば、ここまで大ごとにならなかっただろうに。。。
もうあの頃には戻れない。









# by soulwarden | 2019-07-16 22:57
2019年 07月 16日

CBCやらかしについて

思い出したように書いてみる。
いや、覚えてはいるのよ。発言ポイントを他で消費しまくっているだけで。



なんで書くかというと、CBCのやらかしに決まっているじゃないか。

経緯
CBCのアカウントで、候補者への暴力を肯定するような投稿があった
(同じ内容のツイートもあるので、おそらくアカウント間違い)

内容はとりあえず脇に置いておいて
そこまでだと「アカウント間違えました」で済む。

でも、謝罪の仕方が良くなかった。
以下、HPコピペ



CBCテレビ報道部公式ツイッターでの不適切な投稿について

7月13日午後、CBCテレビ報道部公式ツイッターのアカウントより、参院選比例代表に立候補している自民党現職の和田政宗氏が街頭活動中に受けた暴力、妨害を肯定するような不適切な書き込みが行われた件について、当該者の方に、大変ご迷惑をおかけいたしましたことをお詫びいたします。
当該書き込みは、弊社報道部の意思に基づくものではありません。
調査を進めておりますが、現状、アクセス権のある報道部員が投稿した形跡は確認できません。CBCテレビ報道部公式ツイッターのアカウントの運用につきましては、パスワードの変更等、運用管理の見直しを行いました。
なお、Twitter社のご協力による調査や内部調査も含めて、今後も調査をしっかりと進めるとともに、再発防止に努める所存です。



だってさ。

むちゃ面白いこと書いてある。

>当該書き込みは、弊社報道部の意思に基づくものではありません。
>調査を進めておりますが、現状、アクセス権のある報道部員が投稿した形跡は確認できません。

>CBCテレビ報道部公式ツイッターのアカウントの運用につきましては、パスワードの変更等、運用管理の見直しを行いました。



素直に読むと
「アカウント乗っ取られました」宣言であり、くっそ馬鹿にされるタイプの言い訳をしてしまったのだ。(同じ言い訳は香山〇カとかもやってやっぱり馬鹿にされてた)
おかげで一躍ネットのおもちゃに躍り出た感がある。まぁ普通に面白いよね。


でも、CBCは気づいているはず。
「これ、社内の誰かの書き込みでしょ」と。おそらく目星もついているはず。
もしも、本当に「乗っ取られました。外部からの投稿で僕たち関係ありません」と信じているなら、警察沙汰にすでにしていないとおかしいし。



これ、3連休の事件なんだよね。
つまり、報道制作技術以外の事務・営業畑はカレンダー通りなので普通に休み。
で、確認とれたのは報道部員のみ。なので、この書き方。
>当該書き込みは、弊社報道部の意思に基づくものではありません。
>調査を進めておりますが、現状、アクセス権のある報道部員が投稿した形跡は確認できません。


「元報道で、パスワード知ってた人」の可能性を残している書き方だよね。
それを潰しきれないまま発表を急いだら、疎いせいで図らずも大いに馬鹿にされる言い訳になっちゃっただけで。

もっと書くと、下っ端の所業が疑われているなら、休み関係なく先輩が「お前か??!殺すぞ!!!」の勢いで電話かけてくるはずだから、
まぁ電話かけれないところですかね。それか一先ずしらばっくれた可能性も。


ここ2-3年の人事異動洗えば、多分外部からでも数人に絞り込めそうやなぁ。





# by soulwarden | 2019-07-16 02:15
2015年 02月 02日

そろそろISISの犯行声明動画流すのやめろ

ちょう久しぶりに書く。

なんでかって、この週末から今日まで、テレビ見てつくづくむかついたから。
テレビに向かってどなるのもあれだから、チラ裏代わりに書いておく。


なぜ、何回も何回も何回も何回も何回もISISの犯行声明動画見せるの?


すごく当たり前だけど、報道のお前ら、そこからわかってないとしか思えないからイチから書くけど、ISISってイスラム国って言ってるけど国じゃないじゃないよね。
つまりひたすら流したあれは、犯罪組織の起こした誘拐と殺人の犯行声明動画だ。

営利誘拐の果てにうまくいかなかったので人質殺した犯罪組織の犯行声明なんか、それを、普通に考えてテレビに流すか?
しかも、この動画は日本人を恐怖させるために制作したもんだ。

流す必要なんてないだろ。


日曜日の早朝から浮き足立って、ひたすら通常番組とばして特番編成したはいいけど、流すものがないからって理由でそんなものひたすら流して、ちょっとは倫理的な判断すればいいんだ。聞いているのか特にEX!
お前ら報道ステーションで、ISIS持ち上げるという、訳のわからんことやってるんだから、
「あぁ、日本人を脅迫する動画を流したいのね。」としか思えなくなる。




扇動する必要なんて報道特番ではどこにもないのだ。そんな視聴率はいらんし、だれも求めていない。(それなら通常番組やるほうがはるかにいい。)
だからあれは報道機関の矜持としてやるものだ。


その矜持を、犯罪者の思惑に利用されるなんて恥だ。

だから、そろそろやめような。

# by soulwarden | 2015-02-02 23:59
2013年 04月 02日

報道の地に足がついていない感の原因は?

営業部門と報道部門は車輪の両輪であり、どっちかが欠けても会社は動かないって話は前に書いた。

報道は青臭いこと言ってナンボだし、そのために営業部門が現実を背負えば良い。



・・・って思っていた。
けど、どうも最近そうじゃないような気がする。



っていうのは金とか売上とか社会的なんとかとか、そんなの一切気にしないで、報道が報道として社会的正義を追求するための仕組みが、昨今の「地に足がついていない」報道につながっているんのではないのか。



生きていくにあたっていろんなことがある。原理原則では通らないことや思うように行かないことも山のようにある。
それは社会人として誰しもが思うことであり、そこで折り合いを付けたり、それでも曲げない方法を考えたり、目を瞑ったり、時には大喧嘩しながら生活を送っている。稼ぐためつまり生活のために。


報道は給料を保証され、つまりは稼ぐ必要から解放されている。それは後背の憂い無く社会正義のために邁進するためなんだけど、そのために社会一般の「折り合いをつける」行為から遠ざかってしまい、結果、社会から遊離した結論出してしまったり、あまりに教条的になってたりしてないだろうか。


結果として、視聴者から見放されてるんじゃないかと。


そんなことをつらつらと。

# by soulwarden | 2013-04-02 22:59