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ニセモノの良心

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2009年 06月 04日

「人」の証券化

前回の映画のファンドの話から連想ゲームエントリ。

不動産とか債権とか事業とか映画とか、最近の金融はなんでも食っちゃって証券化して吐き出すらしいね。
まぁ何でも食べちゃうせいで、サブプライムで派手に食あたりしてるけどね。


前、ちょっとしたオフ会の時に戯言で「次に証券化すべきものは人の将来だぁ!」って笑い話してたんだけど、
まぁ仕組み自体はアイドルとかで既にあるんだけど、その時に一瞬思いついたことを、まとめないまま書いてみる。それがタイトル。「人」の証券化。


釣りのようなタイトルだけど、要は「アフリカ等途上国の児童救済基金」に、証券化の手法が使えないかなぁってこと。その意味では途上国教育の証券化というべきか。

題して「エンジェルファンド」。(はい皆様ここ笑うとこ。)

方法論としてはそんなに目新しいことじゃない。
とりあえず、ファンド募って「運用」して「利益」出して「還元」するという、いわゆる普通の証券の動きを基本にする。


で、その「ファンドの運用」ってのは、アフリカ(っつっても広いよねぇ。というかこういう大雑把な括り方がそもそもアフリカへ諸国への誤解の元だと思う。)等の子供たちに、給食を食べさせてワクチン打って寮に入れて教育をつけて世に送り出すところまでを指す。


で、奨学金みたいに、社会に出てからの稼ぎで返済させる。これを「運用益」と考えて、ここから出資者に還元する。

地元で働かれたら(それはそれで大事なのだけど)利率で言うとおいしくないので、先進国で雇用させて、収入の何%かを10年くらいファンドに納めさせれば・・・で、そんな人間がファンドから100人に1人くらい、立派な博士が1000人に1人くらい出れば、物価差を考えればペイできるのではないだろうか・・・

 一山幾らのベンチャーキャピタル式の思考が完全にマッチするなぁと思えば、結構ありなのかなと思った次第。


で、この証券化事業自体を「慈善事業」の一環として捉え周知させれば、お金も集まりやすいだろうし、このファンド出身者の雇用が先進国で促進されたりとかもありそう。運用益が通常より低くても文句も付けづらい。



ぱっとおもいつく問題を書きだしてみるスペシャル。

・そんなうまいこといく国(国情が安定してて物価が超安くて子供の教育がなっていない国で出来れば英語圏でエイズがあまり蔓延していない国)あるっけ?一瞬インド・・・?って思ったけど、あそこは国が教育に熱心だし、それにインドですら物価が高すぎるのかも。。。酔っていないときに外務省のHPでもまた上から舐めてみよう。

・これってファンド出身者からしたら「逃げ得」だよね。よっぽど恩を売っとかないと。

・最初に利益が出るのに一体何年かかるんだよ。

・何人の子供を「証券化」すればスケールメリット出るんだろう。。。サハラ以南とかだと、下手すりゃ1国の児童全部とか抱える羽目になるぞ。。。まぁそれだと、個人個人から回収というか国の税金から回収できそうな気もするけど・・・そんな約束が出来る国なら、最初から教育に力入れているから、ファンド必要ないわな。

・いうても箱が必要なので初期投資が結構かかるかも。当初は「投資の性格を持ちながら慈善事業の側面を多大に有する」と、どこかの補助金を頼る必要もあるのかも。

・教育の多様性って経済効率性と相反するよね。でもそこがこのファンドのキモになりかねない。。。
あと、例えば運動系の才能とか、物理学系の才能とか、医学系とか。金かかるよね。

・失敗しても、ホワイトバンドみたいに適当に店じまいするわけにはいかないからさ、うまくいかなかった時が怖いよね。ケツの拭き方が難しい。





まぁとりとめもなく。実現性は・・・どうだろ。実現できるのなら人生突っ込める程度には面白いだろうけど。


まぁ思いつきだし、しかも疎い分野なんで、どうにもこうにもならないレベルとは思いますが、きっとbank.of.japanさんとか詳しい人がツッコミを入れてくれるのでしょう。お待ちしています。

by soulwarden | 2009-06-04 00:22


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