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ニセモノの良心

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2008年 06月 23日

「秋葉原連続殺傷事件、あなたは何を思いましたか?」

ひさびさ連日投稿。酔ってないし。


しかし、悪いが使い回しだ。
Lifeに投稿した。元々はラジオっ子だったが、投稿するのは実に15年ぶりだ。ちゅうぼー以来。

お題は「秋葉原連続殺傷事件、あなたは何を思いましたか?」
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僕らは普通の事件では殺された人に自分を置き換えて、その恐怖を語る。

今回の事件でちょっと違うのは、あの犯人に多くの属性があり、その属性の多くの人が
「あの犯人は俺かもしれない」とつぶやいていること。

曰く、派遣だ厳しい家庭だサバゲオタだコミュニケーション能力不足だ非モテだアキバだ・・・
そして犯人のモヤモヤとした閉塞感もわかる。メチャクチャな事件起こしたいという気持ちも分かる。
だから「あれはオレがやっててもおかしくなかった」

でも、やることと、やろうと思うことには大変な差があるのを僕らは知っている。
漫画家になりたいのと漫画家になるのでは天と地ほども違うのと一緒。
伝説の木の下で告白するゲームやってるのと、実際に女の子呼び出して告白するのと、同じくらい違う。
「そんなの広告でペイすればいいじゃん」と簡単に言い放つのと、実際に広告を売って歩くのと同じくらい違う。(ここ読む時飛ばしてください)


それと一緒。
事件を起こした奴と、自分を予備軍だと思っている人とは、全く違う。
別の人格で、別の人間だ。
だって、まだ何も事件を起こしていないのだから。

 家庭環境や趣味や仕事がちょっとくらい被っているからと言って、そして、自分がたまたま「ムチャクチャな犯罪したい」とココロの隅でちょっとだけ思っていたとしても、別に犯人と同一視することは何もない。安心して欲しいと願う。
 


 空気としては分かる。
だけど、事件を語るのであるならば、そこを個人個人が否定することから始めなくてはならないのだと思う。

前のめりになったままだと客観視できないから。


PS:ギャラクシー賞受賞おめでとうございました。





なんだか、今読むと誰かの視点だなこりゃ。自分の視点じゃないような違和感がある。
まぁいいか。

さて、まさに今番組が始まるけど、明日に備えて寝る。
おやすみ。

by soulwarden | 2008-06-23 01:31


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