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ニセモノの良心

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2007年 10月 05日

ニュースが無料で読める恐さ

昨日の続き。産経の記者ブログを紹介されて読む。


いいたいことは分かる。まぁ報道の自由なんて持ち出す必要なんて何一つないけど。
論旨は僕がいつも言っていることと一緒なんじゃない?


しかし広告料だけでは公正な報道が期待できなくなるかぁ。ここ、テレビ局員として怒ったほうがいいんですかね?・・・まぁどうでもいいや。




 テレビ局がなくなってしまえばとか、そういう妄想は僕もするし、どこかでテレビ局(地方局でも)が本気で不必要になる時期は来ると思う。僕は職を失うが、まぁ市場の原理だとすれば、仕方のないことだとは思う。

 同じく、新聞がなくなってしまえば、どうなるだろうか。例えば、このまま「情報は無料」の原則が行き過ぎ、新聞社が軒並み潰れたとしよう。まぁ市場の原理ゆえ、これも仕方のないことだとする。


その時に、新聞社の代わりに、「情報のハブセンター」がいれば別に構わない。
それが、あるだろうか?
まぁ「情報のハブセンター」自体は、新聞社いなくてもなんとかなる。受けて出すだけのパッシブ型であれば、googleさんとかがなんとかしてくれそうな気もする。

問題は隠してある情報を取りにいく場合。一番金食い虫で自動不可能な領域だ。
ここをどうするか?人がいないと難しいだろうな。=個人じゃ訴訟リスクが取れないなど、色々難しいのでどうしても組織が必要だろう。

世の中に無料なんてものはない。ましてやプレスリリースを流すだけではない「本物のジャーナリズム」なんてものは、大層お金がかかる代物だ。

 リンク先の記者は「紙の購読代でなんとかなるから、紙買え」と言っているけど、別に紙でなくても構わない。ビジネスモデルさえ立てば。広く浅くでも、深く狭くでも。まぁジャーナリズムの理念からすれば「広く浅く」だろうな。


 なんだ。結局そこじゃん。


 「ネット上での情報は無料」というのは、これまでの流れに過ぎないし、これに固執するとネット自体が広告市場の枠(5年後でもたった7000億円!全広告を駆逐しても5兆円しかない。)に「小さくまとまった」ものになってしまう。

でもそんなもんじゃないわけで。

 要は心理障壁の少ない決済システムだ。これさえ何とかなれば何とかなる。
電車やバスに乗る時と同じく、小銭を聴取するシステムだ。



・・・僕、1年前くらいから進歩がないなぁ。いってること変わらず。「決済システム決済システム」。
でも、そこなんだよねぇ。

by soulwarden | 2007-10-05 02:58


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