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ニセモノの良心

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2007年 09月 13日

中国で「日本アニメ」が愛される理由と、全体主義者

さて、またも政治が動いて特番とかで、テレビ局員が大忙しになってる時に、脱力ネタでも。

中国清華大学の「日本アニメ研」が愛される理由

中国の若者に、日本のアニメが入り込んで、それが日中友好の架け橋になりそうだって話。

いや、全く日本のコンテンツの力は素晴らしいと思う。
しかし、何故に中国でそんなに日本のアニメが流行ったか。

理由は「海賊版」・・・


頭痛いなぁ。

以下引用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「日本っていう国は、アメリカに比べて版権の規制が緩いじゃないですか。つまり、アメコミは中国に入り込みにくく、日本は入りやすかった。これは否定できないと思いますよ。僕たちは海賊版しか見ていませんから」

 どういうことだろう?

 「日本の動漫は海賊版の力で中国を席巻してしまい、結果的に中国に深く浸透してしまった。中国は経済発展したといっても、貧乏な子もいます。正規版では買えなくても、海賊版なら買えた。あの時海賊版があったからこそ、多くの子供たちが日本の動漫という文化を知って、好きになって、今はその大きな市場ができあがった。そう思うんですよ」

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そして、それをそのまま絶賛する輩多数。

さて、いつから日本はファシズムか共産主義国になったのだろう?



 著作権法というのは、私権たる財産権の規定である。
人が汗水たらしてつくった作品について、コピーする権限はその人に占有されるべき財産というのが元々の規定。僕が金と時間を突っ込んで作ったDVDを、お前がコピーして売りさばく権利などどこにもない。(これに異論がある人はまさかいないだろう。いたらコメント欄へでも。)


 その私権たる財産権が、海賊の窃盗にあい、安値で売りさばかれ、そして向こうで日中友好と市場の拡大に役立っている。
 そのときに、まず考えないといけないのは、財産権の保護だろう。「日本政府は国民の財産権守ってやれよ」ってみんな言うべき状況だろう。



著作権を中華なべに置き換えてみればいよい。

日本人の中華なべがチャイニーズに盗まれました。
それ使ってチャイニーズが料理を堪能し「これだけの鍋を作れる日本素晴らしい」と日本大好きになってくれて、以降日本の鍋買うよって(口先だけかも知れんが)言ってくれましたよ。


いや、先に盗んだ人に鍋返せよ。若しくは金払えよって話でしょ?
(こういう例え話をしたら「いや有形物と無形物は違う」とか「被害額が」とか見当はずれの事を言い出す人は必ずいるけどそんな人はコメント欄に。相手にしないかも知れないけど。)


これから先に日本の鍋買うとか、この鍋で日本好きになったとか、最初の鍋の所有者にはびた一文関係のない話
同じように、日本のアニメ好きになったとか、市場が大きくなるとか、権利者にとってびた一文関係のない話。

日中友好だか市場拡大だか知らないけれど、そんな日本国民全体のために、何故に自分の私権である財産権を提供しなければいけないのか、全く意味が分からない。
だからそれに対して賞賛のコメントを寄せている輩は、馬鹿なのか、ガチの共産主義者か、個人の功利を全体の功利に折りたたもうとするファシズム主義者のうちのどれかだ。さてどれだ?

だって言っていることは端的に言えばこうじゃん「お国と市場のために、お前の財産は我慢しろ」。もろに全体主義じゃん。ファシズムじゃん。
 


日本の市場開拓とか外交ツールとかのためにアニメなりの文化の力が必要ならば、政府なり、経団連なりが権利者から権利を買って、中国でフリーでばら撒けばいいだけの話じゃないか。



それが出来ずに海賊にお株取られる日本政府の文化政策を恥ずかしく思えよ。

そして海賊をGJとを賞賛する前に、「いや、そもそも海賊は海賊だから。フリーライダー死ねよ」言えよ。


共有もフリーカルチャーも確かに素晴らしいけどね、知ってるけどね、いちおう自由主義の国らしくいこうよ。

by soulwarden | 2007-09-13 02:44


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