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ニセモノの良心

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2007年 08月 02日

うるさい投票に行け!これは世代間闘争なんだ!

選挙行きませんでしたけどそれが何か?

とか煽ってる奴がいる。バカヤロウ選挙行け。
自分の部屋はきれいになるから満足かも知れないけど、その煽りを食らう同世代として看過できない。


義務とか権利とか、誰に入れるかなんて実にどうでもいい。白票でいいので投票しろ。



前にも書いたことあるけど、基本的に政治の機能は「分配」だ。
みんなから集めたお金を、再配分する。
そしてその機能が税と予算であり、それを審議するのが国会議員である。


例えば、世の中に70代と20代しかいないものと仮定する。
選挙では70代の投票率100%、20代投票率0%だとする。

僕が国会議員で、当選を目指すなら、70代は無税・医療費ゼロ・年金支給しまくりを政策として訴える。
そしたら70代が熱狂的に投票してくれるから。当選間違い無しだろう。
そしてその財源には20代からの税金として搾り取る。票は減らないから。
逆に20代に有利な政策を打ち出しても選挙に通らない。20代投票してくれないし。70代他に投票しちゃうし。



 そして、このような政策は現実に行われている。
高齢者向けに使われる福祉財源と、若年層用に使われる福祉財源の大きさを比べてみればいい。笑っちゃうぐらいの差がついている。
 これも若い者が選挙に行かないから。若い奴らは投票という一番怖い形で不平不満を言わないからって舐められているから。

 同じことは都市・農村間でもいえる。
よく「都市のお金が農村に回ってる」と文句言う奴入るよね?当たり前だ。だって都市部の投票率低いから。

 対策はただ一つ。選挙に行け。自分と同じ環境や世代の人間は、ケツを蹴ってでも投票所に連れて行け。逆に自分と違う属性の人間には極力選挙に行かせるな。
 白票でもなんでも構わない。世代間投票率や地区別投票率は出るが、誰に投票したかなんて誰にも分からない。重要なのは、投票率だけだ。



 政治の持つ「分配」機能の本質というのは、誰かから取り上げて誰かに渡すということである。
だから、業界団体とかは、総出を挙げて自分たちの代表を国政に送り出すんじゃないか。
自分たちの取り分を減らさないために。


 票を入れないというのは、票を入れた人間に全てを委任するということに等しい。
みんながパイの奪い合いに参加しているときに
「あ、自分結構なんで。みんなでいいように決めて」っていう馬鹿はパイの切れ端が回ってくるどころか、「じゃあ追加のパイのお金出して」って言われるに決まってる。
 そしてその時に文句を言う術はない。




だから、僕と同じ20~30代で地方在住の皆さん、選挙に行こう。


逆に40代以上とか、都市部の人とか、選挙に行かずに家で寝てるか掃除しておくかしてください。




…最初に言及したココロ社の人は、自分と違う属性の持ち主を選挙に行かせない為にわざわざエントリ書いたんじゃないの?って思えてきた。。。

by soulwarden | 2007-08-02 07:34


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