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ニセモノの良心

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2007年 07月 06日

DVD出版を巡って僕が感じていること

 いま携わっているDVD出版作業。完全ボランティアで各種著作権処理、プレス作業や販売経路確保、販売計画の立案まで行うという、それってどこの業務だ、つか僕も業務ですらそこまでやったことないぞって作業を1人でやっているのですが、それをやりはじめてから

気分はとってもレコード会社です。



何故か?ボランティアのはずの僕が金の持ち出しをしているからである。ボーナス1.5回分くらいの自分の貯金をつぎ込んで、なおかつこれ、販売失敗しても返って来ない。
 ちなみに利潤が上がったら全額寄付。まじハイリスク・ノーリターン
どうするんだ?4桁のDVDをさばくって、結構大変だぞ?そしてつくづく僕ってお人好しだと思う。



さて、レコード会社の気分の僕は、
「レコード会社は権力者でもないくせにデカイ面するな」とか、そういった言論に随分と敏感になっている。

だって、全リスクを背負っているのはレコード会社たる僕だぜ?監督は創りたいもの適当に創って(僕の出したお金でな)、そりゃあ僕じゃ創れないものだから尊敬するけどさ、それがコケたことに対して責任追わないだろうと。

こりゃ、権利とか押さえたくなるなぁ…と思うのだ。


同じように「Youtubeとかでみんなに見られることこそ表現者の幸せ」とか言う人、ムカつく。

お前、そりゃ表現者にとって嬉しいだろうけど、僕のボーナス1.5回分はどうしてくれよう?

そりゃ販路も狭いからさYoutube見た人がいくらいるからって別にDVDの売上が落ちる訳ないけどさ、僕のボーナス何勝手に消費してるんだって感じだ。
見ても減らない?そりゃそうだけど、僕のボーナス僕のボーナス僕のボーナス!



正直、隣接権者や管理団体がムキになって著作物をコントロールする理由は一部ここにあると思う。
ここっていうのは「感情論」だ。


こればっかりは、仕方ないと思うよ。


だからこそ、共有による明るい未来を訴えたい人は、他人の権利を勝手に共有してはいけないのだと思う。
それだと権利者が感情的になる一方だから。

共有による成功例を沢山作って、権利者に共有を選択させるように仕向けないと。



コモンズ一派が「現代の共産主義者」と揶揄されることがあるけど、これはあきらかに事実に反している。

その明らかな一線は「自分で共有を選択する」極めて自由主義な点だ。


逆に言えば、共有を強制するような言説をするフリーライダーは、赤い共産主義者であり全体主義者でありプロレタリア独裁であり、消費するだけのわがままロム野郎だ。そしてそういう奴に限って自分はクリエイティブコモンズ宣言をしてなかったりする。


うまくいくはずがないと思う。

by soulwarden | 2007-07-06 01:42


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