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ニセモノの良心

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2006年 09月 23日

視聴率量子論

量子について、何も知らないから適当なことを書くよ。

量子って、「観察する」という行為が、量子の振る舞いを変えてしまうんだってね。
(これが文系の限界)



ということで、量子と同じような振る舞いをするものを、もう1つ見つけた。
「視聴率」




現在テレビの「視聴率」は「視聴率調査機器」をビデオリサーチがつけて回り、その家庭の協力で調査されている。(ちなみにニールセンは撤退。)
1家庭の調査期間は1年。その家庭のテレビがどこのチャンネルにあわせられているか、1分に1回データを取っている。サンプル数は関東地区で600世帯くらい。

視聴率は要はスープの理論だ。よくかき混ぜたスープは1口なめると全体と同じ味がする。
あんまり少なかったら「たまたまコショウが多いところ」とか「パセリがなかった」とか発生するけど、600世帯もとれば十分・・・らしい。




ただ、ここで「視聴率量子論」(今僕が勝手に名づけた)が働く余地が生まれる。
視聴率調査対象家庭は、「自分のところの視聴データが視聴率に反映されること」を知っている。
ちなみに「テレビ局が視聴率を超重要視してる」ことも調査家庭は知っている。


つまり、視聴率調査対象家庭は、気に入らない番組や局を見ないことで、意思表示ができることを知っており、それを活用することも可能なのだ。




 そんなこと、現にあった。
 視聴率対象家庭を興信所使って調べ、「お願いだから僕の番組見て」とお金を置いて回ったプロデューサーが某NT○にいた。
 その手口がばれ、N○Vが謝罪会見した次の週以降、視聴率に異変が起こった。

 ○TVの視聴率が2%下がったのだ。
 前週と同じような番組表だったのに。

 要は、視聴率調査対象家庭が今回のことに怒っており(どういう怒り方かはわからないけど)、明確な意思を持ってN○Vに意思表明をしたのだ。
 これをきっかけとしてか、NT○は視聴率をずるずる落とし、視聴率三冠王の地位をCXに明け渡した。



 ほかにもある。例えばお色気番組は地方では視聴率があがらない。
対象家庭が「その番組を見た事実が記録に残る」ことを警戒しているのだ。



 ちなみに視聴率には統計上の誤差がある。
でも、この「調査すること」による誤差はどのくらいなんだろう?

by soulwarden | 2006-09-23 02:03 | 疑問


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