ニセモノの良心

soulwarden.exblog.jp
ブログトップ
2006年 07月 23日

琵琶湖のほとりにて

旋回成功。そして帰還。

陸で自然と沸き起こる拍手。
誇らしげに湖に浮かぶパイロットと製作チームへ。




機体破損のため、無人の機体をプラットフォームから落とさざるを得ないチームもある。

もちろんそのチームにも惜しみなく拍手が送られる。
泣きながら機体を落とすパイロットと製作チームへ。


飛びたかっただろうな。






なんだかプラットフォームと空を見ているだけで涙が出そうになる。






思い出した。なんで僕が鳥人間コンテストが好きなのか。

覚えてる人も多いだろうけど、2003年大会で日本大学理工学部航空研究会は34キロ先の琵琶湖大橋まで飛ぶという大快挙を達成した。もちろんその時点で新記録。しかし審判より、安全のために橋手前での着水命令が出された。

でもパイロットは
「まだ飛べる!まだ飛びたいんだ!橋はくぐるから、飛ばさせてくれ!」と絶叫し、全く審判の言うことをきかず、プロペラを回し続けた。


「もういいから着水しよう。」とパイロットを説得する会長も泣いていたし、もちろんパイロットも号泣していた。涙腺がついていたら、きっと機体も泣いていたと思う。テレビの前でこっそり僕も泣いていた。




そして、手作りの飛行機は橋の手前に着水した。






「でも」も「だから」もなく「ただ、空を飛びたい」という理由なき動機は、それだけで美しいと思う。

だから「大空に飛び立つ」機体は、それだけで人を揺さぶる。
記録も大事だけど、鳥人間達はただただ空を飛びたいのだ。






宴は終わる。



鳥人間達、ありがとう。
スタッフさんもお疲れ様。
YTVさん、編集頑張って面白い作品に仕上げてね。とりあえずDVDは買うから。




また来年。
[PR]

by soulwarden | 2006-07-23 10:00


<< 伸びる伸びる      長い翼の機体は >>