ニセモノの良心

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2007年 05月 31日

不倫がばれるとき

テレビの影響力というのは怖いものがある。


ヘリに手を振ったらテレビ中継されて奥さんに浮気がばれるという事件がイタリアであったみたいだけど、実は同じような事件は日本でもあった。
しかも結構大変な事態になった。


昔、「珍プレー好プレー」で、人気のない野球場でいちゃつくカップルを流してたことがあったけど、それで顔がばっちりオンエアされ、職場内不倫がばれた人がいた。


その男女、不倫がばれたせいで職場も追われ家庭も失い、
「悪いのは確かに自分だが、それをテレビでばらすことはないじゃないか」・・・とクレームをテレビ局に入れたらしい。
テレビ局も、クレーム聞いても黙るしか出来ないわな。


人一人の人生すら簡単に変えちゃう媒体の恐ろしさ。
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by soulwarden | 2007-05-31 00:51
2007年 05月 30日

今日のマメ知識

この仕事してると、知らなくてもいい企業活動を知ることがある。


え、ミスタードーナッツってダスキンがやってるの?とか、カルピスって味の素傘下なんだぁとか。
全部、CM内容とスポンサーが合致してないで得る知識だ。



ちなみに本日得た知識。経済に詳しい人には常識なんだろうけど、僕は今日知った。



永谷園はサントリーの子会社。



永谷園の烏龍茶漬けのCMに、サントリーのペットボトルが映っててさ「もしかしてダブルスポンサーじゃない?」、ってEDINETで調べたら親会社だった。




そしてごめん。今日もオチないよ。おやすみ。
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by soulwarden | 2007-05-30 01:42
2007年 05月 29日

ストレージの利用について、なんか書いとく方がいいかも

ストレージサービスVS JASRACで、第1RがJASRACの勝利に終わり、ネット全体が「そんなのネット全体がアウトじゃないか!」ってなってる。


おかげでさっきgoogleで「法理」と打ったらトップが「カラオケ法理ーwikipedia」だった。・・・これ、そんなにメジャーな法理だっけ?もっと大事なもの沢山あるだろgoogleさん。

この裁判、なんで侵害と認定されたかの解説はナガブロさんに任せるとして、じゃあ僕は何を語ろう?口を開くべきだとの想いはあるものの、書くべきことが見当たらない。反対との一言でいいのかなぁ?



あぁ、1つ。
前から思ってたんだけど著作権って2つに分けたほうがいい。

ここからの記述は僕の感想であり、多分法学的には正確じゃない記述が混じるよ。ごめん。


ここでの2つというのは、商業ベース著作権と通常著作権の二階建て方式じゃなくて、
固定物とデジタル。



 そもそもの著作権の根幹は「複製権」だ。「copy right」というくらいだから。世の中のイノベーションの維持のためにとても大事な権利だ。
でも、最近はこれが世の中のITとぶつかっている。

 著作権が制定されたのはそもそもは明治時代だ。
そのころはもちろんパソコンなんてものはなかった。著作権法の全面改正は昭和45年だったけど、その当時でもまだ一般普及はしてなかった。

 ということで、そんな頃に制定された著作権法には「なんでも情報が格納できる四次元ポケットみたいな箱」に映像・音楽・画像が収納されるなんて事態は想定されていなかった。さらにそこからアウトプットまで行われるなんて夢の話だった。

だから、あくまでも著作権法は、出版や放送、有線事業者、レコード会社などの一部事業者に対して、有効に働くように設計されており、さらにその時の判断基準は「出版」とか「テープ固定」とかで、有形物に複製物を固定化することで権利が発生するように出来ているし、人の権利も処理するように出来ている。
(この例は何回も書くけど、生放送は著作物じゃないけど、生放送を1分ディレイしたら著作物になるって訳の分からない解釈がある。どこかに「固定」していない=著作物じゃない。なのだ。
もう1つ書くと、前に映画撮った時、映画テープに洋楽をBGMで使ったらえらい料金かかる言われて、CD音源をそのままテープに移さずに使ったなんて馬鹿な実体験すらある。)


最近話題のカラオケ法理もそうだ。そもそも「消費者」対象ではない著作権法が取り締まれないカラオケという事象において、事業者を対象にするために考え出された法理だった(と思う)。そして、カラオケという事象を処理するにおいてはこの法理は正しかった。


 そしてパソコンとネットの世の中がやってくる。
 日本の著作権法はこの時動きが早かった。世界に先駆けてかどうか知らないけれど、「自動公衆送信権」を制定し、ネット時代に著作権法を対応させた。


でも、これがいけなかったのかなと思う。別の法で何とかすべきではなかったのだろうかと。

もちろん保護法益は「著作物」なので当然の改正方法なんだけど、そもそもが「事業者向け」で「有形物保存」の法律である以上、「消費者・事業者混在」で「無形物へ保存・さらに拡散していく」ネットの特性とはソリが合わなかったのではなかろうかと。だいたい全てがコピーで成り立っている情報で「複製権」がどこまで有効なのだろうかと。
・・・基本的に「悪意」基準となるのだろうけど(例えばメモリ情報が「コピー」されてディスプレイに表示されることをだれも複製権違反とは言わない。それは悪意など持ちようもない機能だからだ)、その線引きは境界線付近でかなりあやふやだ。今回の判決のように、実情に合わない(でも、解釈的にはまっとうな)事例が出てくる。


だから、普通の事業者向けの著作権法と、消費者が簡単にコピーできるネットを対象にした著作権法と、分けて考えてもいいのではないだろうか?
守るべき法益が同じでも、そこに至るべき「情報」の取り扱い概念が異なるのではなかろうかと。
そんなことを思う。

・・・ごめんよ。思ったままに書いてみたから、特に何も考えてない。オチもない。


おやすみ。
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by soulwarden | 2007-05-29 01:51
2007年 05月 26日

じゃあ同人誌の権利処理はどうするか?解決編?

しかし同人誌について考える日が来るとは思わなかった・・・・有明の地を踏んだことがない人が何か書いてもいいですか?しかも考える材料探そうって思っても、市場規模すら分からないの。彼の地の2日間で落ちるお金のグロスすら想像でしか分からん。。。

まぁ思考実験。



さて、同人誌の制作者達は、まぁ現状ほとんど著作権処理をしておらず、権利者に「お目こぼし」貰っているわけで、まぁこれが非親告罪化に対して過剰に反応する一要因だと思われる。
別に警察もジャリには興味ないと思うけど、侵害真っ最中の当人達にとってはそうも言っていられないところだろう。

しかし、同人誌という市場があることで、業界も「次の才能を見つけられる」「盛り上げを勝手にやってくれる」等で、発展の役に立っている側面もある。なくしたら困るのは・・・誰だろ?なくなってみないと分からないけど。



さて、この様な状況が、どのような状況に改善されたらみんなハッピーになれるだろうか?
書き出してみるスペシャル。


まずは、避けるべきことから。

二次著作者
・逮捕される。

原著作者
・売れなくなる(嫌われる)。



 これが一番悲しいことだろうね。これだけは避ける必要がある。


じゃあ、嬉しいことは?


二次著作者
・許諾が低額で欲しい。(出来れば無料で。それはムシの良すぎる話だが。)
・許諾は難しい交渉することなく簡単に欲しい。
・自分の同人誌を広く読まれたい。

(ちなみに刑法リスクは親告罪だろうがそうでなかろうが、どっちでも充分にある。今まで見逃されたからってこれからもそうでないのは警察だろうと企業だろうと同じ。)

こんなところかな?


では反対。

原著作者
・ファンが増えて商品が売れたら嬉しい。
・著作人格権は守りたい。
・許諾とってくれたら嬉しいけど、個別に大量に押し寄せられたらかなわない。



一方、もう1つ著作周辺で食べている人達。出版社とかも嬉しいことがある。


出版社
・同人から、新たな才能が供給されたら嬉しい。
・銭が入ってきたら嬉しい。




関係者一同の損得はこんなところか。
それから許諾が無料で欲しいという選択肢は、商売っ気をゼロにする以外ありえない。人の権利物の許諾をえる行為に関して、お金を払うことに違和感を覚える人は、これ以下の文章を読むことを控えたほうがいい。むかつくだろうから。


で、この条件を満たすように著作権処理方法を考える
・・・まぁ、この損得を並べただけで察しのいい人は何を言わんとするか分かると思う。



まぁ、こんなの考えるまでもなく、著作権集中管理団体で対応するしかない。そう、名前を出しただけで蛇蝎のごとく嫌われる「JASRAC」システムだ。
 こんなの僕が書かなくても、きっと誰かが既に考えている。

 ただ、マンガの集中許諾は誰も手をつけていない。公式の理由は「作品価値が違いすぎる」からだ。(裏の理由は良く知らない。)しかし本気で手をつけたら「●●先生がこんな若手と一緒の許諾料なんて!」のようなgdgdに巻き込まれるのは目に見えている。
だから今回は「同人誌」に限定するシステムであり、「今の野放しよりまし」になることの提案。
さらに、これが出来る組織は「有限会社コミケット」以外ないだろうことも付記する。


1、組織目的
「同人誌に対する」著作権の集中許諾システムの構築により、現状の無許諾状態をクリアすることによる、同人への刑事法リスクの回避を狙う。
また、原著作者・出版社へ還元を図ることにより現在の文化発展を図り、将来的な才能の発掘へも貢献する。
仮にA組織とする。


2、提携先
日本出版協会を口説き倒して、「同人誌に限って」の著作権包括許諾を結ぶ。そこは知財の委員会があるし、提携は可能だろうけど、ダメだったら個別出版社と結んでいく。
正規の著作者には出版社経由で話を通してもらう。
それからパソコンソフトの開発元。それから民放連(局は著作権を持っていない場合が多いが窓口権を有する場合もまた多い。いずれ窓口だけだし)。


ここで「包括協定」を結べば、著作権の侵害は起こらないので、刑法の対象にはならない。



3、契約内容
同人誌に対して、A組織が取りまとめたものは、包括許諾とする。
ただし、包括許諾は「成人向け」「全年齢向け」の2つに分ける。
成人向けの内容には、原著作者の著作人格権を否定する場合があると考えるからだ。
(認められなければ個別交渉とするが、A組織がその代行も行う。)
もちろん使用一覧(団体名・著作者・連絡先・発行部数)と原本を1部渡す。

提携先には、著作権使用料を、使用額に応じて配分する。(若手ベテラン関係なく、使用実績に完全に即する形で。)
また元作品名と発行部数は、提携先に配布する。(ただし、成人向けの包括提携がないと、成人向けの作品リスト・発行部数は手に入らない。)
また、コミケ企業ブースも提携先でなければ出展できないようにする。

あと、(重大なもの以外の)著作人格権の侵害については警告とし、いきなりの訴訟に及ばせないように契約に書いておく。これは民事だからね。



4、著作権使用料
定価の5%~10%×発行部数くらいが妥当かな。
そのうち1%を手数料として管理団体が取り、出版社経由で原著作者に配分する。
包括許諾なき団体や分野との交渉だと、もう少し管理団体が手数料上げてもいいかも。




5、検証システム及び流通
認証番号を発行し、同人誌の裏等に必ず記載させることとする。
またオリジナルを主張するものには「この本は他の著作権を侵害していません。」との宣言を記載させる。
宣言や認証番号なきものは、個別に許諾を取った証明書がないと、コミケや同人誌専門ショップ等の流通で扱わないものとする。(だから虎の穴とも協定を結ぶ必要がある。)




6、青田買い
将来の才能の発掘の場であるから、この包括契約を利用する同人作家は、商業デビューを行う場合には、必ず包括契約先から選択することとする。




7、リストの提示
出版社経由でも「どうしてもダメ!」と言い張る作家さんとその作品リストも「これについてはダメ」とHP上に晒す。使用可能リストも作成する。
また認証番号は、佐川急便の荷物問い合わせ番号のように、HP等でトレース可能とする。




8、原著作者・出版社にとってのメリット。
 カオスのようなコミケの作品群から、元作品名と発行部数を手に入れることが出来る。
つまり提携により、市場の傾向のうち一番深いファン層の統計が取れる。
 原本を手に入れることにより、才能の発掘が容易になる。
 コミケ企業ブースに入ることができる。

 また、黙っていても今までなかったあぶく銭が入る。(数十万人があそこで使うお金の10%は・・・配分してもきっとでかいよ。)当初は「エロ禁止」というところも、金額が太ければ転向する可能性が高い。(例え出版社は原著作者に橋渡しをするだけでも、売上は立つし、手数料を抜くことも出来るだろうからね。)




9、二次著作者にとってのメリット
 とにかく逮捕のリスクがなくなる。しかも、許諾に対してほとんど手間が増えない。(経費は増えるが、これはいままで払ってなかっただけで仕方ない。)
 見本が流通の者の手に確実に渡るため、次の才能として商業ベースへ引っ張られることも可能になる。



10、課題

とにもかくにも権利者を口説けるか?
出版社経由でも断ってきた作家さんをどうするか?
エロについて、当初は包括契約対象外になる可能性が極めて高いと思われるが、これをどうするか?(個別交渉でなんとかできるうちに、権利者がが旨味に気付いてくれるか?)
2つ以上の権利物に跨る同人をどうするか?

税制上の問題。集めた金が預かり金にならずに収入としてみなされるのではないか?

これが出来る組織は「有限会社コミケット」以外ないだろうことも上に書いたけど、コミケットがやる気がないときはどうすればいいのか?



あと、気づきがあれば下にコメントお願いします。
色々抜けはあると思いますよ。僕の思い付きみたいな案だもん。




あと、このフレームは自由に使って頂いて結構です。
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by soulwarden | 2007-05-26 13:25
2007年 05月 24日

餅屋は餅屋。

昨日の話にさらに追記。

ナガブロさんが、著作権侵害は非親告罪にした方がよいとの記事を上げられているの発見した。・・・昨日リンクまで貼っておいて記事まで行き当たらない僕恥ずかしい。



ナガブロさんによると

>だから違反を見つけた第三者がどんどん通報しても、被害届がなければ警察が捜査したって意味ないんです。親告罪でなくなっても、警察は被害者が被害届を出さないと捜査してくれないのです。

あ、そりゃそうだな。捜査に入る前の問題だ。



ついでに昨日のエントリを敲いていただけると、非常に幸いです。。。
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by soulwarden | 2007-05-24 02:30
2007年 05月 23日

非親告罪となった著作権法で同人誌はどうなる?

なんか昨日の記事で「同人紙はどうなんだ」って沢山ツッコミが入ってる。
・・・そりゃ、商業規模で営利目的利用をしている場合には要件に当たるだろうねぇ。普通に考えて。

・・・商業ベースの人は、権利者に許可取れば?許諾料の経費が増えるので税金も安くなるよ?
うまくいって当日の打ち上げ代くらい稼ぐか、まぁ持ち出しくらいでやってる人には要件外で関係ないことだし。


つか、非親告罪だろうと親告罪だろうと、儲けようと儲けまいと、他人の権利物を無断で使用することは、既に構成要件をばっちり満たしたれっきとした罪である以上、ある程度の刑法上のリスクはある。中身が猥褻物だったりするともう余計に。(人格権の侵害と受け取られ訴訟の可能性が高くなるし、猥褻物陳列罪は別の刑法リスクだ。)

それなのに、今のところ同人作家が正々堂々刑事罰のリスクを取っているのは、「権利者はどうせ訴えない」とか、タカを括っているからじゃないの?普通に考えて権利者はファンを訴えないし、訴えたらパッシングで大変なことになることを見越して。


 それは正直フェアじゃないとは思うけど、どうだろ?
それともそんな状況に権利者を留めておかないと、何されるか分からない?
・・・まぁ確かにそんな側面もあるわな。

しかし権利者が正当な権利を主張することが出来ない状況というのは、普通に考えて消費者と権利者どちらに比重が偏っているのだろうか?


 権利者に許諾とったら?素直に思う。
「そもそも摸倣から成り立つ」とか「見られたがってる」とか異論はあろうけど、これは「事前に許諾をとる」ことと何等矛盾はしない。
 同人が業界への「才能供給装置」であり、現在の「才能」の多くも同様の経歴を持っている以上、普通に事前に権利処理を行っても、あまり障害がない気がするのだけど、これは甘い読みだろうか?(そしてこれが甘い読みだったら、それこそ「権利者の忍耐の上に成り立つシステム」だったということになる。)もしも権利者が搾取に出たら?それこそバッシングすれば良い。

(業界という場の利益と、個人の利益が相反しているところがあり、そこは事前許諾が降りない可能性をあげているけど、まぁそんな全体主義でなくても)





 さてと、もう1つ補足。
著作権が非親告罪となっても別に心配していない理由。
それはある意味で親告罪という形式は守られるから。



 刑法なんて大学2年以来で、(しかもその単位は落とした)ほぼ素人なので、出来れば書きたくないけど書いとこ。(突っ込みどころは沢山あるかもね。)
 つか、こういうことはナガブロさんに聞いて下さい。



まず、法には法益というものが存在する。
法益っていうのは、法令がある特定の行為を規制することによって保護、実現しようとしている利益のこと。
保護法益とも言い、主として刑法学において用いられる法的概念。以上、ウィキペ先生。


著作権で保護される法益は、
「個人の経済的利益及び人格権」。(さらに発展させると、そのことによる「イノベーションを守ることによる社会の発展」。ただし現在の著作権法がそうなっているかは知らない。)


じゃあ似たような法益を有する窃盗罪で考える。(著作権法も刑法部分を有するので)
ここでの法益は「個人の経済的利益」。(さらに発展させると、その保護による社会安定。)


 さて、被害者がいない窃盗罪はない。
例えば「いや、それ盗まれていませんよ。あげたんです。」って被害者が言えば訴訟に及ぶことはない。(これを覆す判例募集。)
例えばスリでも万引きでも被害者が「別に被害届けは出さないよ」って言えば、犯人は警察に説教されて終わりでしょ?頑張ってもせいぜい1泊するくらいじゃん。




 だったら非親告罪化した著作権法はどうなる?
警察が犯人を挙げました。もちろん権利者抜きでは「犯人の行為で損なわれた法益」が算出できない。権利者のところに警察が来る。その時に権利者が笑って「別にいいですよ」って言う。

さて警察はどうする?

検察に「権利者にハシゴ外されました」と、ありのままを報告し、それでもそのまま起訴を目指すと思う?それとも苦い顔で「権利者がこういってるから今回は目をつぶるけど、気をつけるように」と形ばかりの説諭で済ませると思う?



店が「買い取ってくれたら別にいい。」と許した万引き犯などを想像してみて。起訴と不起訴、果たしてどっちの可能性のほうが高い?
そこには守るべき法益が既にない。すなわち手柄にならない。
この状況で警察が事件化に乗り出すと思う?検察が裁判に出ると思う?
しかも「言論の自由」がすぐ隣にいるのに。


・・・ちょっと考え辛い。ただ、このあたり刑法に詳しい方からのツッコミを待つ。
(追記 : 法益がないところに犯罪がないとの考え方は法学的には法益保護主義という。ただ、具体的判例は不勉強だゴメン。ただ、原理原則なだけにこれに反する判例、知らない。)



僕の結論としては、上記の理由で非親告罪でも、基本的には親告罪のような動きとなる可能性が非常に高い。
つまりこの法改正は、被害届けから始まる刑事訴訟手続きの簡便化と見ることが出来るだろう。



再び同人誌の話に戻ると、この時、元の権利者が笑って「いいよ別に」って言ってくれるかどうかがポイントになる。
・・・これ、何か後ろめたいことある人には怖いだろうね(儲けすぎているとか、原著作者が激怒しそうな内容だとか)。

 現状で権利者が「俺のキャラを勝手に動かして勝手に儲けやがって!」と不満に思っており、かつ今までは「訴訟をする余裕もないし・・・」と諦めていたとすれば、この改正の意図通り

>例えば海賊行為が非常に巧妙になっていたり、あるいは権利者の関係が複雑になっていて、告訴権者による侵害の立証、関係者の調整が困難、あるいは負担が大きな場合が出てきている。あるいは、中小企業やベンチャー企業にとってはなかなか告訴をする人的、資金的な余力がないという場合もあること。あるいは、親告罪というのは刑事訴訟法によりまして犯人を知った日から6か月を経過してしまいますと告訴が不可能になるということで、いろいろ立証の準備をしているうちに6か月を経過してしまうような事態も起こり得るということから、この際、親告罪ではなく非親告罪とするということを検討してはどうかということであります。

となる。今まで手続きの問題で諦めていた法益が権利者の手元に戻る。非常に結構なこと。

逆に「ファンのやることだから」と大目に見てくれるかも。このあたりは分からない。権利者の考え一つだから。

・・・やっぱ許諾取れよ。日本人相手だから日本語通じるし、そんなに難しくないと思うよ。




同人誌は現状で、猥褻物陳列とか脱税と著作権法とか、リスクが無茶苦茶高い世界だ。きちんと処理してない人にとっては。
この著作権法改正は「たかが」非親告罪化するだけ。
しかも、別にこの法律改正で狙われてる対象じゃないし。


逮捕のリスクがちょっとあがる事くらい、今更あんまり気にすることないんじゃない?
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by soulwarden | 2007-05-23 01:33
2007年 05月 22日

著作権法の非親告罪化って話で釣られる人達

煽る馬鹿釣られる馬鹿。




・・・そんな話あるわけないじゃん。




いま考えられているのは、映画等の海賊版等で商業的規模に達しているもの。
そして、これは前々から話は出ていた。かなり今更の話。


また何故こんなデマ飛ばしやがる・・・と思って、ソースの政府協議資料でも・・・と探したら・・・ご自分でリンク張ってる。なんだ、明らかに煽りたいだけじゃないか。
(僕の経験則だけど、例えリンクを貼ってもそれを踏む人は20%いない。)
読んだ人も怒る前に確認しろよ。



僕は親切だから、リンクじゃなくてコピペして、さらに重要なところを太字にする。
なので、ちゃんと自分でソースを読んで、自分で内容を判断して、その上で怒ればいいと思う。


ちなみに僕はこの件については、拡大解釈されたら敵わないけど、
胸糞が悪い露店の外国人DVD売りが駆逐されるのは歓迎。


 ちなみに法律の話になるけど、著作権法でも刑法に該当する部分には罪刑法定主義が適用され、拡大解釈が出来なくなる。まぁ条文に何て書かれるかが問題になるのだけど。
 でも立法者の意思というのは基本的に裁判でも尊重される。(法源とまでは言わないけれど)だから微罪逮捕とか昔問題になったじゃん。
 だから、あんまり心配していない。





▼知的創造サイクルに関する今後の課題(pdf・15~17ページが問題箇所)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/cycle/dai8/8siryou2.pdf

○ 著作権法における「親告罪」の見直し
悪質化・巧妙化する海賊行為を積極的に取り締まるため、著作権法に
おける親告罪の取り扱いを見直すべきではないか。
<親告罪>
親告罪とは、被害者等による「告訴」がなければ公訴を提起することができな
い罪をいう。「犯罪自体が比較的軽微であって、被害者等の意思を無視してまで訴
追する必要がない場合(例:過失傷害罪)又は被害者等の意思を問わず訴追する
ことが却って被害者等の利益に反する場合(例:名誉毀損罪)に、その罪は親告
罪とされる」(林修三 ほか編「法令用語辞典」)。なお、告訴を欠く公訴は、訴訟
条 件を欠くものとして判決で公訴棄却とされる。
現在、海賊行為(著作権等侵害)については、著作権法において親告罪とされ
ている。他に親告罪を採用している罪としては、過失傷害、名誉毀損、親族間の
窃盗・恐喝、非営利目的の略取・誘拐、器物損壊等がある。
(1)背 景
・ 海賊版の氾濫は、コンテンツ産業への脅威となり、イノベーションの促
進を損なうとともに、犯罪組織の資金源となり得ること等、社会にもた
らす重大な悪影響が指摘されている。
・ このような指摘を踏まえ、強力かつ効果的な取締を推進していく必要が
あるが、海賊行為を親告罪としておくことにより、以下のような取締上
の支障又はリスクが生じている。
‐ 海賊行為が巧妙であったり、権利者が複数存在していることで権
利関係が複雑になっている場合には、告訴権者による侵害の立証、
関係者の調整等が困難であり負担が大きくなる。
‐ 告訴権者が中小企業、ベンチャー企業等、資力や人員の制約が大
きい場合には、負担を考慮するあまり、告訴を躊躇する恐れがある。
‐ 親告罪は、刑事訴訟法により、「犯人を知った日から6ヶ月を経
過したとき」は告訴が不可能になる。そのため、侵害事実の立証に
時間が掛かる場合や、何らかの事情で告訴を躊躇した場合には、出
訴期間が経過してしまう事態が発生し得る。出訴期間が経過すれば、
起訴及び没収を含む科罰が不可能になる。
16
・ 海賊行為のなかでも、商業的規模に達しているもの、あるいは営利目
的によるものについては、文化の健全な発展及びコンテンツ産業の発達
にとって明白かつ重大な脅威であること、獲得した金銭は犯罪収益とし
て犯罪組織の資金源になり得ること、動機が悪質であること等、反社会
性が高く、経済的な悪影響も大きい。
このような悪質な事犯については、国際組織犯罪の防止・根絶という
観点からも、その撲滅を目指して特に強力な取締を推進する必要がある
が、現行の著作権法が一律的に親告罪として取締に制約を設けているこ
とは、制度として適当ではないとの指摘がなされ得る。
なお、特許権、実用新案権、意匠権、商標権及び育成者権の侵害行為
については、非親告罪となっている。また、不正競争防止法違反につい
ては、営業秘密にかかる不正競争行為を除き、非親告罪となっている。
・ 他方、親告罪の扱いについて、次の点が指摘されている。
‐ 著作権等についての意識が十分でないことから、日常的な活動の
中で著作権侵害が生じてしまうことも少なくないため、非親告罪化
した場合に第三者による告発の濫発の恐れがある。
(2002年11月 文化審議会 著作権分科会 司法救済制度小委員会における指摘)
‐ 他人の著作物をコピーするような行為は、「他人の土地に入り込
んでいる」という場合と同様に、客観的には「了解を得ているかど
うか」が不明であるし、仮に了解を得ていないとしても、権利者が
「まあいいや」と思っている場合には問題ない。
(※ 親告罪を採用している理由:「著作権テキスト(平成18年度)」文化庁)
(2)具体的方策
著作権等侵害のうち、一定の場合について、非親告罪化する。
「一定の場合」として、例えば、海賊行為の典型的パターンである営利目的又
は商業的規模の著作権等侵害行為が考えられる。
営利目的の侵害行為は、その様態から侵害の認定が比較的容易であるとともに、
他人に損害を与えてまで金銭を獲得するという動機は悪質である。また、営利目
的ではなくても、例えば愉快犯が商業的規模で侵害を行った場合には、権利者の
収益機会を奪い、文化的創造活動のインセンティブを削ぐなど、経済的・社会的
な悪影響が大きい。

(3)参 考
・ 主要先進国の状況
米国は職権起訴が可能であり、またドイツは親告罪を採用しているものの、特別
な公益上の必要性を認めた場合には、職権起訴が可能。
EUでは、商業的規模(commercial scale)であるもの等一定の知的財産権侵害に
かかる刑事手続に関し、被害者による通報又は告訴を待つことなく、捜査又は起訴
を可能とするよう要求するEU指令を提案している(2006年4月改正提案)。
・ 文化審議会における議論
2002年11月に開催された文化審議会 著作権分科会 司法救済制度小委員会
において、次の指摘がなされている。
「著作権侵害が親告罪である理由の一つが私益であるということだが、刑法上の窃盗・横
領・背任などは全部私益であるが、これらは親告罪にはなっていない。」
「著作権侵害は、懲役が3年以下(注:2002年11月時点)とされていることから、
法益が軽微なものではないと考えられるため、親告罪にする必要はないのではないか。
このような重大な犯罪行為が行われているのに、告訴期間を過ぎてしまい、引き続き
堂々と侵害行為が行われているというような状況は、著作権侵害に対する規範意識を失
わせる原因となっているのではないか。」
「6ヶ月という告訴期間はあまりにも非現実的である。刑事告訴をする場合も発見してか
ら告訴するまでの間に、弁護士の依頼や料金の算段、被害事実についての資料の作成な
どをしなくてはならず、6ヶ月は短かすぎる。」








▼第8回議事録
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/cycle/dai8/8gijiroku

こっちは、上の話のフォローだね。内容的にも被ってる。


「模倣品・海賊版対策」の1つ目の項目は、「海賊版の広告行為を権利侵害とする法制度の検討」ということで、四角の中でございますけれども、著作権法において著作権を侵害する海賊版を販売するための広告行為は現状では権利侵害を構成することにされておりません。一方、商標、意匠あるいは特許などもそうですけれども、他の知的財産権は広告行為自体が権利侵害となっております。昨今、いろいろなインターネットオークションとか、ウェブサイトなどで著作権を侵害する、例えば大っぴらに海賊版の映画のDVDが売られるというようなことも多発してきておりますので、ほかの産業財産権に合わせて著作権法においても海賊版を販売するための広告行為そのものを権利侵害とするように法制度の整備を行ってはどうかということでございます。
 2つ目は15ページでございまして、「著作権法における「親告罪」の見直し」でございます。親告罪というのはこの四角の次のところに書いてございますけれども、被害者が告訴しなければ公訴を提起することはできない罪ということでございまして、例えば過失侵害ですとか、名誉棄損ですとか、あるいはストーカー被害ですとか、そうした犯罪については親告罪になっております。それで、現在著作権の侵害についても著作権法上、親告罪とされているわけでございます。
 ただ、同じ15ページの下の方をちょっとごらんいただきますと、例えば海賊行為が非常に巧妙になっていたり、あるいは権利者の関係が複雑になっていて、告訴権者による侵害の立証、関係者の調整が困難、あるいは負担が大きな場合が出てきている。あるいは、中小企業やベンチャー企業にとってはなかなか告訴をする人的、資金的な余力がないという場合もあること。あるいは、親告罪というのは刑事訴訟法によりまして犯人を知った日から6か月を経過してしまいますと告訴が不可能になるということで、いろいろ立証の準備をしているうちに6か月を経過してしまうような事態も起こり得るということから、この際、親告罪ではなく非親告罪とするということを検討してはどうかということであります。 ちなみに、ほかの国の立法令を見てみますと、アメリカなどは17ページのところに書いてございますが、職権起訴が可能である。あるいは、ドイツは原則親告罪なのですけれども、特別な公益上の必要を認めた場合には職権起訴が可能であるというようなことで、EUの指令も同じような提案が今なされておりますので、国際的な調和の観点からもおかしなことではないと考えられるのではないかということでございます。









心配してることはもう俎上に上ってるってとこで。
だから落ち着け。


(追記: トラバで「引用の範囲を超えてるコピペをする奴が著作権法語るんじゃない」と突っ込みを頂いたが、もちろん政府資料に創作性は認められないので、コピペした文章自体が著作権法の保護下にはない。下のほうは微妙と思ったけど。またこの文脈では額に汗論も適用できない。)
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by soulwarden | 2007-05-22 01:35
2007年 05月 21日

見せたくない番組のなくしかた

見せたくないテレビ番組が発表された。


ここは当然「ロンドンハーツ」の相変わらずの王者っぷりが目に付くところ。
つか、あの番組面白いか?
・・・面白いんだろうな。よくわからん。そのあたり視聴率と僕の感覚の間に乖離がある。

そこそこ視聴率も取ってるが、まぁ火曜日21時という置き場所がいいというのはある。
同時間帯の最強ソフトは「ズバリ言うわよ!」だが、これはターゲット層が異なるので(あんまり)バッティングしない。
ちなみに僕の一番好きなソフトはテレ東「鑑定団」だけど、こちらもバッティングしない。
フジのドラマも同時間帯にいることはいるが、1リットルの涙以降、ヒットの出ない枠。
中高年齢層をとっていた日テレは「火サス」を潰して以来、コケ続けてる。

となると・・・ロンドンハーツは比較的いいポジションにいるよなぁ。
編成部の手腕がいいのか、他局の編成部のミスなのか。



ただ、くだらない番組は見なければいいのだ。
基本的には視聴率取らなきゃ番組は終わる。そして同じ路線は避けられる。

だからPTA的には「フジの火曜ドラマを見よう!」というキャンペーンをフジテレビと共同でやれば目的達成できる。
ランキング公表するよりこっちの方がよっぽど実効力あると思う。






「14才の母」がランキング2位にあがっているのは・・・どうだろ?
触れたくないところに触れたドラマだったけど、あれこそ受け止めるべきソフトだったような。
まぁ、子供いないからわからないけど。
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by soulwarden | 2007-05-21 00:52
2007年 05月 16日

ピーターに同調。

スパイダーマン3を観る。




この手の映画って、もう基本的に観ても見なくてもいい79点を取りにくるんだよなぁ。
・・・って油断していた隙を狙われて、ざっくり僕の古傷えぐっていきやがって、うわぁぁぁーってなった。ピーター・パーカー、お前も辛いんだなぁ。分かる、分かるぞ~その気持ちっ。


そりゃ変なダンスも踊るわ。

 



で、主人公の気持ちはよく分かったんで、カメラアングル激しいのだけは勘弁してください。
前の方の席で見たら酔う。
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by soulwarden | 2007-05-16 23:35
2007年 05月 15日

Re:御社広告につきましての質問です。

わぁい~。DeNAから返事来たよ~。
そして、こんな木っ端ブログ相手に、ご返答ありがとうございます。
事前に載せるって言ったので全文載せます。



=ココカラ================================
孝好様

お問い合わせいただきありがとうございます。
株式会社ディー・エヌ・エーでございます。

ご連絡が遅くなりましたことについて、お詫び申し上げます。
お問い合わせいただいた件にご返答させていただきます。

当社サイトの広告について、ご指摘いただいただいた件ですが
この度の件につきましては、リンク先サイト内での表記に一部問題と思われる
箇所がございました。こちらは、当社より修正の指示を行っております。

原因としては、審査の段階で、当社から広告主の方へ修正の指示を
出しておりましたが、双方の審査基準の認識に齟齬があり、当該指示が反映
されていなかった点にあります。

「モバゲータウン」への広告の掲載に関しては、当社としても審査体制の
強化および基準の厳正化を常に意識しておりますが、
今後は、一層の審査強化を心がけて参ります。

この度はご指摘誠にありがとうございました。


========ココマデ。署名省略。=======================


返事くれたのはありがたいけど、僕の4つの問いには全く答えていないなぁ。
それに「当該指示」が反映されたことを確認しないままメルマガ配信し、かつ、誰もそれに気付かないなんてこと・・・まぁいいや。メールくれたから。


ちなみに広告に修正は入ってた。ただし、僕は
>経口で大量に摂取する場合、一時的な肝臓障害を起こす可能性があるため危険性が示唆されている 。
> ・25歳の女性がメリロート、ブルーベリーエキス製品を約4ヶ月摂取し、メリロートの含有成分クマリンが原因と疑われる肝障害をおこしたという報告がある。

と危険情報が出ていることを伝えたのに、問題の表現だけ落としてそれで大丈夫なのか非常に疑問。

テレビ業界の場合、審査基準を
A、その業態・商品が適正か?
B、広告の表現自体が適正か?
の2点でみる。
この商品の場合、A、に問題があるように思えてならない。
広告主は埼玉県かぁ・・・埼玉県の薬務課に知り合いはいないなぁ。。。



・・・・まぁでも、ここまで来たらDeNAとしても広告表現を落とさせる以外ないだろうなぁ。まさか広告主に店を畳めともいえないし。似たような仕事やってただけに大体事情も分かる。
でも、いま問題の広告主のHPに残ってる広告「短期間スピード減量でモデル体重を目指す2ステップ理論採用サプリ」「標準体重以上の方が使用すると大きな体重の変化が見られる場合があります」が薬事法違反かといえば、違反だよねぇ



・・・どうしよっか?
あんまりやるとDeNA内部で飛び火して火傷する人が出るし(もう出てたらゴメンね)、所詮匿名ブロガーなんだから、やりすぎもよくないんだけど、質問事項には答えてくれていないし、ビッターズのヘルス部門に沢山ある「やせるクスリ」も何とかしたいとも思うし。。。



 参考までに、痩身効果を標榜するサプリメントは、基本的には全て薬事法違反だ。例外は「カロリーのないものは太らない」ということくらいかな。ちなみにお通じ効果も薬事法に触れる。
 そして、なんで僕が薬事法にこだわっているかというと、「口から摂取するものは万が一の可能性が高い」からだ。ミツカンのCIじゃないけど、口に入れるものは「やがて命に変わるもの」なんだぞ。



まぁ、とりあえず、ありがとうだけ言っておこ。
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by soulwarden | 2007-05-15 22:41