ニセモノの良心

soulwarden.exblog.jp
ブログトップ

2009年 12月 21日 ( 1 )


2009年 12月 21日

「マスゴミ」批判を批判してみる


口を開いたら「マスゴミ」言う人は、
3交代で運行を守るマスター、送信所や中継局を徹夜で整備している技術、CMを円滑に流している事務、泥臭く数字作ってる営業、どこの会社にでもいる総務なんていう存在について、どう思っているんだろう。


・・・存在を意識していないんだろうな。別にそれでもいいんだけど。
でもその「意識しない」ということは、多分にこれまで「テレビの信頼感」の育成になっていたのだと思う。


これは飛行機の整備システムに似ている。「よく知らないし特段意識はしないけど、毎回うまくやってくれているんだろう」的な安心感信頼感の土壌。飛行機会社からすれば、手を抜いてもばれにくいし、結果的に事故を起こさなければブランドの形成にも引き続き寄与しちゃう。


「マスゴミ」と世間(つかネット)で名指しされる範疇には
目立つ場所にいる報道や、なんか偉そうな気がするP(プロデューサー)しか入っていない気がする。


たしかに僕も報道なんかには色々言いたいことがあるけどさ、そしてそこは確かに大事なところだけどさ、全民放の構成員の1割にも満たない報道や、全民放で100人くらいしかいないPなんかだけに目をやって口汚く罵るインターネッツ諸君におかれましては、批判が片手落ちになっていることを自覚したほうがいいんじゃないかと思う次第。
それは飛行機会社でいうと「スチュワーデスさんが可愛くない!」「機長の運転が荒い」みたいな批判みたいなもんだ。(ちょっと違うかと思ったけど、亀田騒動とか思い出すにつけ、そんなもんかという気もしてくる。)


だから多分、肝はそこじゃない。
誰にでも出来る「目に見える」ところの批判じゃなくて、考査・編成(そうするとPも含むけど)や営業なんかのバックボーンシステムを批判的に見る視点・人間が足りないのではないか。


それと某学者モドキのいうような「ぼくのかんがえたでんぱりけん」じゃなくて、本物の「電波利権」。(これをきっちり詰めてきた批判というのに、正直お目にかかったことがない。)



インターネットが「電波媒体のカウンター/フォロー」としての存在を今後高めていきたいならば、現状のような「誰にでも出来る」批判を「物量作戦」で行うのではなく、もう一歩踏み込んだ論調が求められるのだと思う。
現状のネットはテレビのカウンターですらなく、「劣化版テレビ」だ。より扇情的に!より食いつきやすく!!より多くのPVを!!!・・・正直それはいらん。


インターネットからリアルへの力の提示が「分かりやすい(食いつきやすい)内容」で「物量作戦」しかしないから、衆愚っぽくなっていくんだよな。
だから梅田望夫 じゃないけど「インターネットは残念」になってしまう。実際、ネットの共有知のプールはリアルと同じだけ水が溜まっていない。

賢い人はネットの中に山ほどいるので、それを「数じゃない力(ここ重要)でピックアップ」し、プールに吐き出させるする方法が必要なんだけどね。権威主義以外で。






さて。例によって、自分の立ち位置がよく分からない記事が出来上がったしまったぞ。






追記:
あんまりに伝わっていないので追記。まぁ僕の筆力が足りない。
「ネットの批判があんまりに表層的でテレビ的なんで、全く本丸に届いていませんよ。本丸というのは、見えない後ろにあるんですよ。それ、知ってますか?」ってこと。
[PR]

by soulwarden | 2009-12-21 02:18