ニセモノの良心

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2008年 11月 17日

「ほっとけない世界のまずしさ」を放り出した「ほっとけない世界のまずしさ」

ホワイトバンドを運営していた「ほっとけない世界のまずしさ」が、まずしい世界をほっといて、自分だけとっとと解散してた。


なんだ。結局ほっとけるんじゃないか。そして彼らは世界を何も変えなかった。
やったことといえばホワイトバンドの活動の失敗(といってもいい)を、ただ「"アドボカシーキャンペーン"であることが日本では理解されなかった」と責任転嫁するだけだった。

違う。アドボカシーキャンペーンなのは別にいい(ここも多分に事務局が説明責任を怠った面はあるが)。炎上に一役かった当人としては「債権放棄じゃ救えない」ことを問題にしていた。結局、ここに関しては全く説明ないまま、ホワイトバンドは逃げ切った。

「アフリカが貧困で大変だから国に働きかけて債権放棄させます」ってそもそも意味が分からん。なにその徳政令?

この問題の解決法は「最底辺の10億人」に詳しい。まぁ解決方法というか「自分たちの国は自分たちで何とかするしかないよね。期待値59年くらいだけど。で、先進国が出来るのはこれくらい?」みたいなのが書いてある。
これまとめるのは危険だから是非とも読んで欲しいんだけど、それでも一応まとめると
・援助
・安全保障
・法と憲章
・貿易
の4つの武器を、紛争の罠の打開、天然資源の罠の打開、内陸国の罠の打開、失敗国家からの脱出、不安定状態からの脱出のそれぞれの局面で使い分けることとなる。また当然のことながら各国の事情も勘案すべきだ。
 ホワイトバンドの求めていた債権放棄は「援助」について、かなり限定した役割しか果たせない。これで救われる国は果たして存在するのだろうかってレベルだ。僕が調べた限り(調べたっていっても外務省のHPの基礎データから、「国内情勢が安定し、資源がなく、対外債務に悩まされていて、それが原因で経済発展が難しい国」を探しただけだが)ではそんな国存在しない。
(ちなみに弾氏は何故か「日本が何とかしろ」といっているが、お前何とかって気軽に言うけど本書の何とかって「血」のことも含むぜ。しかも彼の地で中国と競合する。まぁ彼に二等兵として彼の地に赴く覚悟があるなら立派だと思うが、口だけで若者を行かせる気ならふざけんな老害と思う。)


僕にはアフリカのために血を流す覚悟はない。
ただ「忘れない」との思いだけは忘れていない。
それしか出来ない。




ホワイトバンドの奴らは日本から逃げた。世界を1ミリも変えないまま。
逃げ出した今となっては世界を変えようとしたのだか、儲けようとしたのだか判別つかないけど、普通に考えて「ほっとけない」という「思い」があるなら逃げ出せない。地べたにへばり付いて手を変え品を変え手弁当でもアフリカのために尽くすはずだ。

・・・それをしないということは、そういうことなんだね。

白いワッカを買った皆さん、怒ったほうがいい。
・・・まぁ300円で免罪符買って、世界のためになんかいい事した気分になったと一瞬でも思えれば、安いものか。








ちなみにここの事務局2008年度3月時点でキャッシュ3000万円以上、財産で4500万円ほど余らせているんだけど(リンク先pdf)、解散後の財産処分についての説明責任すらまだ果たしていない。

追記:見落としていたけど外部監査後に公開予定とのこと。お詫びして訂正します。失礼しました。
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by soulwarden | 2008-11-17 00:01


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