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ニセモノの良心

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2007年 04月 23日

Youtubeには広告効果はない。(断言)

Youtubeに著作権侵害の素材があがっていても、それは宣伝になっているから権利者は見逃せって主張したことある奴、手を上げろ。そしてそのまま起立して前へ。


お説教の時間です。


あなた方は、何を根拠にそんなことを言いましたか?ソース出せソース。



 僕は最近、DVD業界の友人から、ソース手に入れました。


それを見ての感想。

「Youtube、実際に購買を促す宣伝効果にはなっていない。」



 残念ながら全くと言っていいほど効果がない。
 Youtubeにアップデートされてからの視聴回数と売上枚数の統計見せてもらったんだけど、こりゃYoutube、売上にはビタ一文、役に立ってはいない。断言できる。

 
 だってそのDVD、アップロードされてからこれまで、全国で1枚も売れていなかった。

・・・笑い話にもならん。

 そのソフトがクソだからという向きもあろう。
 確かにロットが小さく、全国の小売店まで行き渡っていないような状況のDVDだけど、Youtube上でのPVは順調すぎるほど伸びている。
 
 取り上げたデータが特殊だったも気もするけれど(それしか持ってないから)、同じようなロット数のDVDなんてそれこそ山のようにあるわけで。それらが全て同じ状況であるとも類推される。
 他の素材でYoutubeに上げたからといって商業的に成功した例があるかといえば、そんな例も聞いたことないし。

 フリーライダーに恩恵ばかりあって、権利者には何のメリットもない。権利者がムキになって消す理由も分かるわな。


ということで今後「広告効果があるのに消すなんて、権利者は馬鹿だ」なんて言ってる奴は、広告効果があるというソースを例示してからしゃべるように。

それと権利者は「馬鹿でいる」権利もあるということも忘れずにね。

by soulwarden | 2007-04-23 23:22


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