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ニセモノの良心

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2006年 09月 07日

信頼性も公共物だ。それを食いつぶす奴がいる。

ここからはモラルの話。


「ツールの信頼性」というのは一種の「公共財」だ。
例えば、テレビというメディアの信頼性。「親王ご誕生」というテレビから流れる第一報が信頼できるのは、「テレビというツールの信頼性」の賜物だ。その第一報に「ソースとして親王のチンポ見せろ!」というバカは(あんまり)いない。

そして「ブログ」というメディアにもちっぽけながら「ツールの信頼性」が存在する。
しかし、「ツールの信頼性」が公共財であるからには無責任な者によって「フリーライド」される可能性がある。

公園や空気なんかの公共物は政府が税金の徴収とその投入という形で公共財を守り、フリーライダーの存在を許さない。(建前上。)


 ならば、「ブログ全体の信頼性」という公共財は、誰が守るのだろう?
もちろんそこには政府など存在しないし、そんな存在は要らん。

 じゃあ誰が守る?
「・・・みんなで」という答えしかない。
 みんなで歯を食いしばって守り、育てていくしかないのだけど、横でフリーライダーはそれすら嘲笑いながら、場の信頼性を食いつぶし、(多くの場合その信頼性を)現金化していく。


 そして、フリーライダーたちは、食いつぶしきった瞬間に次なる餌場に向かう。
焼畑農業のように。多分次はwikiあたりへ。

 そして残されるのは、焼け落ちたブログという「ツール」だけだ。





 フリーライダーが跋扈している以上、ブログの賞味期限も間もないのかも知れない。









 あくまで一般論ね。

by soulwarden | 2006-09-07 00:51 | 怒り


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