2006年 08月 24日

Web2.0のパイの大きさ

巷のヤングに人気沸騰中の「Web2.0」ですが、いまいちよくわからん。何それおいしいの?



よく分からないので調べてみたよ。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060819_web20/より
>・例その1:旧Yahoo!→Google
>・例その2:バナー広告→コンテンツ連動型広告
>・例その3:無料ホームページスペース→ブログサービス


ふーん。やっぱり全く分からない。分かったのは食べ物じゃないことくらい。
「サービスの方向性」とどう違うの?定義づけするほど特殊なものなの?


もう少しちゃんと探してみた。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060820_web20_02/より
>・Web2.0の条件その1:自動化
>・Web2.0の条件その2:双方向性
>・Web2.0の条件その3:敷居を下げる
>・Web2.0の条件その4:無料


条件から見る限りWeb2.0はWebである必要性はないらしい。
・・・うーん。だったら昔よくあったラジオの電話リクエスト番組はWeb2.0だな。




もう一つ分かった点。これ無料が条件だろ?
だったら、そこまで社会を変える力はないな。



世の中に完全に無料な物など、空気くらいしかない(とか書いたら誰かがまた鬼の首を取ったかのように、別の公共物を持ち出すんだろうけどなぁ。。。)以上、世の中、何かを利用する時には、金がかかるように出来ている。
 そりゃあなたが無料なものはあるかもしれない。けど、誰かさんの財布は必ず傷んでいる。
 もちろん、その誰かさんの財布の中身も、誰かが補充しなければ、いつか尽きる。
 もちろんもちろん、その補充した別の誰かさんの財布の中身も補充しなければ、いつか尽きるので、また別の誰かが補充しなければならない。

 これをうまく回している、つまり「無料」を実現しているシステムがある。「広告モデル」だ
 つまり無料である対価としてCMを見せることで、商品の潜在的顧客層を増加させ、その商品の売上を増加させる。そして増加した売上の一部を持ってCMの代金に充てる。
 商品を購入した人全てからCMの料金を取ってしまっているのが欠点だけど、まぁ基本的にはよく出来たシステムだろう。
 というか、現在のところ他に「無料」のビジネスモデルって存在しない。(もう1つ「税金」モデルがあるけど、別ジャンルなんで置いとく。あと、ここで得意げにYoutubeを挙げかけた奴は氏ね)


 何度も何度も何度も書くけど、広告費にはGDPの1%という経験的な枷がはめられている。
現在の日本経済の規模からすると、広告費総額は5兆円強といったところ。 
 まぁ、これ以上の増加もあんまり見込めない。


 5兆円って大きな数字に見えるけど、鉄道も電話帳も折り込み広告もテレビもラジオもインターネットも、世の中の広告とされるもの全てを合算して5兆円だ。しかも制作費込み。利益率案外薄め。


 ちなみに5兆円といったら、企業で言えばNEC富士通一社の連結売上高と同等に過ぎない。ちなみに日立の半分だ。

 


 つまりWeb2.0は、成長限界を最初から定められてしまっている。
 どんなにWeb2.0なるものが成長して、鉄道も折り込みもテレビもラジオも全て駆逐してそこの広告分野に置き換わったとしても、それは実体経済における富士通1社分の影響力しか与えられないのだ。
 まぁ既存広告全てをネットが駆逐できるとは思えない。いところ今の10倍のテレビと置き換わる程度だろうから2兆円。スズキの連結の2/3くらい。




 




 あと広告費で喰ってる身として言わせてもらう。それってロクなもんじゃない。
 
 スポンサーに金もらうということは、広告見てくれる人とスポンサーと、両方に顧客を持ってしまうことだ。
 それはすなわち、どちらかを裏切らねばならない瞬間が必ずやって来るということ。

 目先が無料であることがかける制約は結構大きい。





 頼るべきものは広告費みたいなケチ臭い市場じゃないんじゃないかと思う。
 市場規模だけで図る性質のものではないだろうけど、じゃあ例えば日本でgoogleの成長はどこまで可能かという点も見えてくる。
 まぁ個人の善意だけでWeb2.0を回すならばあんまり関係ないけれど、個人でgoogleと同じ機能が持てるかというと、そうはいかないだろ。

 



 結論はこの前と同じく「お前ら金出そうぜ」だな。




(ゴメン書いてる途中で寝たから、文というか構成が荒い。)
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by soulwarden | 2006-08-24 08:49 | 疑問


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