ニセモノの良心

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2006年 07月 13日

Youtubeに不正映像上げてる奴らを排除しろ!

You Tubeを絶賛する奴、最近多いよね。

うん。確かに便利だ。
僕も、僕の代わりに24時間面白いテレビを欠かさずチェックして、CMカットで録画してくれる素敵な友人を持ったくらいには便利だと思ってる。


でも、それがどうした?
TV2.0とか訳の分からん言葉をODAと債権の区別がつかない404の人が叫んでるけどさ(また僕も古傷をえぐるけど、その件のトラバで謝罪されていないのだから仕方ない)、


えっと2.0っていうのは人の権利を泥棒する行為を指す言葉という理解でいいの?



現状Web Videoというものは、他人の権利を侵害せずして成り立たない。(というか成り立つ余地が少ない)

音楽と違い、映像は1人の力で全てをこなすことはまずもって不可能だ。
例えば映画なら音楽・脚本・役者・照明・美術・衣装。。。
まず創造的活動を行うべき者を全て集める必要がある。
足りずに既存のものを使うとなれば、その著作権者及び著作隣接権者から許諾を得てくる必要がある。まぁ音楽なんか特にそうだ。やっぱ既存のプロの音楽使いたいしね。
(ちなみにJASRACはこのケースの許諾は代行してくれない。個別交渉になる。)

で、そこまで権利処理を行って映像活動を行える奴、誰かいるの?
いるとしたら、じゃあその権利処理のお金どうやって出してるの?ちなみに僕はテープ固定だけで1000万円って吹っ掛けられたんだけど。


権利侵害せずにWebに映像を流せる可能性があるとしたら、思いつく限り
作詞・作曲・演奏・原作・脚本・役者・衣装・ライト・美術・カメラ・編集・監督を全て揃えた素人映像集団の作品か、
たまたま撮れた素人仰天映像か
それか、何らかの実験映像。

どれかだな。


果たして、その3つにどれだけの需要と供給があるの?みんなそれを褒めてんの?
そこにどれだけテレビをひっくり返す素地があるの?


というか、そんな映像、Youtubeであまり見たことがない。
特に日本のもので、著作権違反してない映像を僕はほとんど見たことがない。(ないとは言わないが)

9割9分の素材はテレビ局の映像を勝手にアップしているだけ。それが未来のテレビの可能性だとかよく言ったもんだ。
(逆に日本の違反がない素材があったら教えて。それのリストを作りたい)


今のYoutubeを褒めている奴らは、テレビのいいとこ抜きだけを見て
「やっぱこれができるYoutubeはすげー。だからテレビは退屈でダメなんだ」とか言ってる、アホか。元はテレビじゃん。それか1%の例外の強烈なる信奉者かだ。(その場合、どこにテレビを抜く力を見出したのか聞いてみたい)



言わせてもらう。テレビ録画のアップは、どんな理由をつけても犯罪だ。著作権の例外規定にあてはまらない限り。
無条件でYoutube褒めてる奴は「ナイス万引き!!」って言ってるのと変わりはしない。そこで犯罪を助長させるなよ。





「共有」によって社会が手にする恩恵がどれほど大きいか、自分も創作者として肌で知っている。
自分達が先人達の文化恩恵で今の表現を行えることも知っている。だから僕も自分のブログのCC宣言を行っている。
だけどCC宣言を行うかどうかの選択は権利者側にある。適切なCC宣言がされていない限り、他人の権利物を振り回すのはれっきとした財産権及び人格権の侵害なのだ。


さて、本題。
実はうちの会社の番組も地方局の癖にupされてるんだけど、僕はコレ訴訟を起こすべきだと思う。放って置くのが一番社会悪だ。そう上司に進言してみる。
つーか日本の全てのテレビ局は著作権もしくは隣接権もしくは窓口権を持つものとして、違法アップロードなんかする輩を訴訟によって徹底的に排除すべきだ。 
 人の財産に手を出す無法な奴らに対して資本主義の走狗たる株式会社テレビ局が手を緩めてやる必要性は全くない。


 Youtubeが番組の宣伝効果になっている?うるさい。自分の財産のコントロール権を握っているのは(自分でもあまり腑に落ちていないけど法学上は)著作権者だ。人のものを勝手に使っておいて「お前のためだ」とかあれこれ言うな。大体、うちの該当番組はもう放送予定がない。

じゃあうちがYoutubeにアップされたことでどんな損をしたか?知らねぇよ。民法問題の前に刑法問題だ。
(7/12誤読される文章なので追記 
 訴えるといったら民事刑事両方だけど、損害賠償よりも先に、犯人捕まえるのが先なので。
民法問題の前に刑法問題と書いたわけですよ。)



 それと重要な点。その番組の使用CGの著作権・使っている俳優の隣接権・音楽著作権・そういった個別の権利は全て発注元に残されている状態だ。
 代表してうちが訴えなければ、そういった発注元の権利を侵害されっぱなしになってしまう。
あくまでもうちがお借りている権利だ。傷をつけるわけにはいかない。
(別で個別権利者が訴えるかも知れないけどね。個別権利者は損害額を発注額から算出可能だし。)
 


 テレビ局のWeb配信が遅々として進まないのは何のためだと思ってる?
 テレビ局だってWeb配信やりたくて仕方ないのに、そういった個別権利者にイチイチ全部お伺いを立ててるからだ。(これにも僕はどうかとは思っているんだけど)現状のシステムではそれが必要とされているし、何より、その人達の作品を敬うことにも繋がる大切なことだからだ。
 それを勝手に侵害するな。人の作品はもっと大切に扱え。作品の出来や評価とは隔絶された創作活動自体の神聖さに気付け。そこは赤の他人が土足で踏み入っていい場所ではない。




WinnyやNapstarで繰り返されてきた論議をここで繰り返す気はない。
Youtubeは悪なので閉じろとかそんなことを言う気はサラサラない。

ただ、使用者がやっていることの大半は悪事だ。

このまま放置状態や「要請→削除→アップ→要請→削除→アップ」が続くと、映像でも今まで音楽で起こったパターンを繰り返す。つまりどっかの国のテレビ局が業を煮やし圧力をかけるなりYoutube自体に訴訟を起こすなりして、Napstarと同じく
>米連邦地裁から、違法ファイルを100%遮断しなければサービスができない
>といった命令が出て、サービスの停止に追い込まれている。
ことになったり、何故かwinnyの時の金子さんみたく開発者が逮捕されたりする。




冒頭と真逆の事を言うが、Youtube自体は無限の可能性を秘めている。
P2Pと同じく、こういったツールは絶対になくしてはいけない。

まずは、1%の例外のために。

それからテレビのことを考えると、アホみたいに電波帯域使ってやってきたことの安価な代替ツールがそこにある。
ここから埋もれた才能という金の卵が出てくるも知れないし、コレ自体が金になるツールかも知れない(誰の財布に入るかは分からないけど)。将来的に著作権がどう転ぶか分からないし、権利を保証できるシステムが追加されるかもしれない。

(著作権なんて、元来補償されないものの例外規定みたいなものなんだから、ちょっとした法改正一つで、自由若しくは相当の対価でもって、他者の権利が使用できるようになる可能性がある。大体、放送においては著作権も別規定が適用されており、かつ権利団体との一括許諾により、放送使用時には権利のことを気にかけなくてもよいシステムが出来ているのだ。この状態で「他者の権利を大切に」とか僕もよく言ったものだと思うが)






だからR30(未だ呼び捨て)に騙されて小銭稼ぎ目的でショートフイルム創ろうと思ってる人は、当面他人の権利には気をつけてね。





特に外国曲な。許諾に8ケタかかるからね。





(追記 あげて30分、細かに訂正をくわえ続けました。)
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by soulwarden | 2006-07-13 03:40 | 怒り


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