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ニセモノの良心

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2006年 03月 24日

ワンセグデータ放送検証開始

 右側の更新カレンダー見ると、僕の忙しい時期がまるわかりだなぁ。。。


こんばんは。孝好です。ようやくいま会社帰りです。眠い。



 さて、このクソ忙しい4月改変準備のさなか、テレ朝とKDDIがワンセグ放送で提携したみたい。


 ワンセグのデータ放送について、いくらか実験してみて、ビジネスモデルを探すらしい。

 前にTBSがアマゾンと組んで、本放送のデータ放送でのビジネスモデルを探そうとしていて、視聴ポイントやアフェリエイトをやってたけどまぁ、散々。

 まぁ当たり前。だって普通のテレビには戻り回線がないから。


 放送と通信の融合なんて恥ずかしい言葉があるけど、これは要は戻り回線の有無に問題が集約される。
 放送と通信の融合って、視聴者からの放送へのアクションもしくは放送を見てのリアクションを、放送との境目なく起こせる環境を指す言葉だからだ。
 よって視聴者かテレビ局への回線がなければ、ただの放送だ。
 
 実はその回線はある。ある事はある。誰もが無視しているだけで。デジタルテレビの後ろについてるLANやモデムだ。
 これが繋がった後のサービスでは、クイズの視聴者参加やテレショップでの直接商品購入、バナー広告なんかが想定されていたのだけど。。。クイズに参加するためだけに回線整備なんて誰もしない。
 ということで、デジタル放送で可能になる新しいサービスの中で、いま最も尻すぼみになっているのが「データ放送」だ。そのうち「なかったこと」にされるかもね。


 ただ、携帯向けワンセグ放送のデータ放送は違う。そこにはすでに戻り回線が整備されている。
 少し頭を働かせただけでも

> 1つは番組の合間に流れる広告の追加情報の提供で、広告の映像が出ている画面の下
>に携帯電話向けの広告サイトへのリンクを表示し、利用者を誘導できるようにする。
>通常のテレビ広告では、ネットやメールのアドレスを告知するだけで、利用者は
>そのアドレスを自ら入力する手間があった。
>そうした手間を省略できることでの広告効果を検証する。

> 2つ目はショッピング番組とショッピングサイトの連携で、ショッピング番組で紹介した商品
>を、テレビ朝日やKDDIの携帯向けショッピングサイトで購入できるようにする。

> 3つ目は、テレビ番組の付加価値を高めるもので、テレビ番組独自の着信メロディーや
>アプリケーションを番組に連動して配布できるようにする

(引用は上記リンク先より)


くらいは簡単に出てくる。要はデータ放送でやりたかったことを全部ワンセグ側データ放送で取り戻そうとしてるのだ。



ただ・・どうだろ?ワンセグがどこまで浸透するか、まだよくわからないし。。。

まぁ、この前のTBS-アマゾンよりは絶対によい結果が出るだろうね。
この検証結果に期待。

by soulwarden | 2006-03-24 03:19 | 疑問


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