ニセモノの良心

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2006年 02月 17日

確認書偽造発覚!そもそもの話

 ごめん、昨日はいつの間にか寝た。

 えぇぇと、昨日はほとんど書いてないから仕切り直してもいいくらいなんだけど、

「CMは放送の確認が難しい」→「まぁ、信頼しあってやりましょうや。」
とのなぁなぁな感じで30年間CMは運営されていたってところまでだっけ?



 ちょっと待って。その前に、歴史的背景を説明する。


 民放はCMに関してビタ一文信頼がない。以前にやらかしちゃってるからだ。
覚えている方も多いかもしれない、1997年「CM中抜き事件」である。


 これは福岡放送がCMの発注があったにも関わらず、放送をせずにお金をもらっていたという、業界の信頼を揺るがす大事件だった。まぁ要は詐欺だ。
 さらに北陸放送も中抜きしていたことが判明。民放全体が大騒動になった。
(ちなみにこの2局は系列を一時外され、1年間ネットCM料金が受け取れなかった。)

 直ちに各放送局が社内調査を行い、「弊社にはそのような詐欺はありませんでした」
との発表を行ったものの、一度失った業界全体としての信頼性は取り戻せず、広告主協会が、広告業協会を各民放局に派遣し、調査を実施した。

 この時の調査では何も出なかったものの、翌々年、静岡第一テレビで「やっぱりCM中抜きやってました!」と(密告電話から)発覚。系列からの除名どころか民放連からも追い出される。(翌年再入会したけどね)


 激怒止まらないのはスポンサーだ。(当然だ)
 「お前ら信頼できないから、信頼とりもどせるようになんとか考えろ」と広告主協会を通じて民放連に迫り、
民放連はそれぞれ系列に「人的操作が出来ない機械式の放送確認システムを早急に作れ」と指導。

 その結果、機械式、俗にVITC方式と呼ばれるCMの確認法が開発された。
詳しくは省くが、これはCMが流れないと放送確認書が発行できないというシステムである。
 この導入が(前後するけど)1998年~1999年。各系列できちんと運用ルールが完成するのが2000年くらいだろう・・・と社内の資料からは推察される。

 これが「CM通知書」という名前のワープロ打ちしていた書類が「放送確認書」という絶対神聖視され、「放送確認書をミスったり、改ざんすることは放送事故よりも酷い」といわれるようになった経緯である。


(ちなみに、これでも信頼できないスポンサーは、独自のエンコードをCMに挿入し、自分達でCM確認している。さらに、CM中抜きがないか、これは今でも定期的に広告主協会が目視で調査を行っている。)



 以上が、この事件の下地。これは僕が入社前の話だから不正確な面がある可能性あり。
違っていたら訂正しますのでよろしくお願い致します。



 今回の事件の考察は、また明日。
 出来ることなら岩手まで電話かけて取材したい。事情は大体分かったんだけど、いまいち掘り下げられなくて。。。多分、今回テレビ局、悪くないと思う。
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by soulwarden | 2006-02-17 01:14


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