ニセモノの良心

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2011年 07月 22日

気付けば明後日にはアナログ停波

一部地域を除いてアナログテレビの終焉の日が近づいてきた。


正直な話、テレビ局の送出技術屋と事務屋は、アナログ放送とのサイマルが終われば、仕事が相当楽になる。

送出技術屋からすれば、まず面倒を見ないといけない送出機器と送信所がいきなり半分になる。まぁそれだけで単純計算メンテナンス費用が半分になる。(そううまくはいかないけど。)
特にアナログ放送の送出機器なんか、もう修理しようにも部品がなかったり、ひどいのはメーカーに保守を拒まれたのを騙し騙し使ったりしてたので、なんだかようやく肩の荷が下りた感じ。共食い整備とかもうそんな末期症状見たくない。


事務屋からしても、サイマル特有の面倒くささ、羅列してしまえば
・番組やCM契約、放送進行データ等の帯域管理
・バンク登録の煩雑さ(2回やってた)
・マイクロ回線網の投入の煩雑さ(同じく2回)、料金問題(同じ番組をNとHで2つ貰う)
・緊急特番時のマスター作業が2倍(1セグ独立放送があるところは1.5倍)
・画角問題(16:9か4:3か、サイドカットかレターボックス化)
・確認書のデジ・アナ記載管理

このあたりがいきなり問題ごとなくなる。
まぁ、逆にこれまでよくがんばってきたと思うよな。
作業もなるべくサイマルですむようになっているとはいえ、3倍の放送(アナデジ1セグ)をアナログ時代と同じ人員か下手したら少ない人数でこなしてるんだもん。


もちろんしばらくは混乱が予想される。
仕事もだけど、視聴者対応の方も。
ただ、ここまできたらもうじたばたしてもどうしようもない。
粛々と罵声に耐えて精一杯謝りながら、デジタル化というお国の方針を心の中で呪うしかない。



ただ当初思っていたよりも酷い状況にはなっていないというのは、前の前のエントリの感想どおり。
まぁ、いまHUT(総視聴率)落ちてるんだけどとか、NHKちょう強いいいいとか、見ててTVつまんないとか、なんか個人取れてなくない?とか、色々先々の不安要因とか目先の困った話とかはあるんだけど、とりあえず皆様お疲れ様でした。
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by soulwarden | 2011-07-22 01:01


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