2010年 07月 13日

プライムタイムを1時間ずらそう!


ゴールデンタイムってものがTVにはある。
「19~23時」のことだ。(追記:コメントでステブレさんにご指摘受けましたけど、23時までだとプライム帯といいます。ゴールデンは19時から22時。ただし営業的な「Aタイム」は~23時で、こっちのことがいいたかったんで。。。プライムに直します。)

この時間帯は、HUT(総視聴率)が60~80%(地方によって異なる)あり、TVの電源が最も入る時間帯とされている。各系列ともに主力コンテンツをぶつけ、視聴率と営業数字のしのぎあいをしている主戦場だ。

ただこのゴールデンタイムプライムタイム(あと全部直しました。)、なんだか最近ずれている気がする。

 おそらく1953年のTVCM開始から長らく経ち、視聴者のライフスタイルが変わってるのが原因。それも田舎じゃなく、都会で。

 田舎では相も変わらず17時にはおうちに帰って18時のニュースを家族揃ってご飯食べながら見て、19時からナイター。24時には寝る。・・・という家庭が多い。うちの地方もそうだ。ナイター編成があるかどうかは別にして。

 ただ、都会の方ではそれが崩れだし「19時台に家にいないよ。仕事(塾)から帰るわけないじゃん。」みたいな話になっている。
つまり、50年前に設定された「19~23時はプライムタイム」というTVのお約束の前提が崩れてきており、むしろ「20~24時」のCM比重が高くなってきている。特に23時。そんな気がする。


 スポット案は各局個別に引くから別にいいじゃんと思うかもしれない。
 ただ、スポット案を受け取る取引先(代理店とかスポンサー)が東京に住んでいる「東京脳」(久しぶりに使った)なもので、どうもその「17時には家にいる」という田舎の実態が体感的に把握されない。逆に24時以降を欲しがったりする。みんな寝てるっつーの。

 それとネットタイム。キーの売るタイムが、19時台に売りづらく、結局地方局にしわ寄せが帰ってくる。




本来であれば、新しく編成というか、タイムランクを見直して、新しいプライムタイムを「20時~24時」とするのがいいのだろう。いうても都会がそういう状況なら、仕方がないところもある。

それにA単価(需要枠を食い尽くさないように、プライムタイム(=Aタイム)の取得本数はスポットの発注金額に拠って制限される。その基準価格。)の存在を考えると、そちらの方がはるかに実情にはあっている。


キー局はどこも、23時台にマストバイ番組を並べ、一応は準ゴールデン番組といった感はある。


でも変わらない。準プライム(プライム2)は、プライムにはならない。多分、関係者が多すぎて利害調整が出来ないから。
あと、誰がどこからどう手をつけたらいいのかもわからないし。




 ただ、業界が合理性が追求できなくなるのは成熟したからというより・・・歳をとったんじゃないかなとは思う。
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by soulwarden | 2010-07-13 00:28


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