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ニセモノの良心

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2009年 09月 13日

スーパーマーケットが欲しい

さてこの不況の折、地方局は風前の灯・・・とまではいかないけど、酷いことになっていることは間違いなく。

前に書いた「統合」なんて大鉈以外の救済方法はあるか?



しばらく前なら笑い話だけど、1つ考えられる手段がある。
っつっても、テレビ局員なら誰もが思っているし、知っている奴。


「流通を手に入れる」ってこと。


はい。あー知ってる、それ欲しいって声がした。無理だろって声もした。
メーカーからの「そんなの昔から欲しいわ」って声も聞こえた。
無理なのも知ってるけど書いてみる。


モノが売れなくなり、結局流通の下流を押さえているものが最強という状況が続く限り、
消費者>流通>メーカーという優位状況は変わらず。そしてメーカーの向こうに代理店、そして最下層民としてテレビ局という構図。これは変わらない。
テレビ局はこの中では、トランプの大富豪でいう「3」か」「4」くらいの位置でしかない。しかも革命ルールは存在しない。


しかし、地方テレビ局が唯一と言っていいほどの強みとして、ジョーカーたる「視聴者=消費者」へのアクセス手段を有しているという点がある。スペードの3のようにジョーカー返しは出来ないけど、まぁたまにはジョーカーを場に出すように誘導できることがある。


ということで、テレビ局は「流通企画」という商品を過去に開発した。そしてこれは今でも有効だ。
これは流通のCM告知と棚確保を引き換えに、さらに棚と引き換えにメーカーのCM発注を促すという、三方一両得みたいな話だ。


これをもう一歩進めて・・・・地元にスーパーを出すというのはどうだろう。別に買っても構わないけど。
流通>メーカーの構図の中で、出稿について優位なポジションを手に入れることが出来るのは確かだ。




まぁ書いててそんなにうまくいくとも思えない。この不況の折、スポンサーとのとの力関係は染み付いててとれないだろうし、棚のメーカー競合が怖くなる。何より地元の地場流通の全てを敵に回してしまう。会社の約款問題とか独禁法上の優越的地位にあたるとか、法的側面の問題もある。



でも、欲しいよね。流通。








結局「地域密着」というテレビ局の武器であり目標であり理想を一番体現しているのが「地元スーパー」だってことだったんだろうな。

by soulwarden | 2009-09-13 01:45


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