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2009年 10月 30日
2年前の続きというか。こちらの後で読んでください。 僕「やは。」 普及指導員(以後、普)「おひさ。」 僕「順調に衰退してる?」 普「農家の話?」 僕「うん。」 普「うちの担当地区、臨界点突破したくさい。」 僕「どういうこと?」 普「お年寄りが次々に農業から手を引き始めた。」 僕「つか引くというか・・・」 普「普通に寿命だよね・・・。それか要介護5とか。」 僕「どうするの?」 普「どうもこうも、植えなきゃ翌年から作付面積減らされるけど・・・」 僕「前に話してた、地域が守れなくなるってことに繋がるよね。」 普「うん。」 僕「いま現場大変?」 普「例の戸別所得補償がどうなるかわからないで大変。これやられるとせっかく集約してきたのが超水の泡・・・というか、今までの担い手制度(品目横断的経営安定対策のこと。リンク先pdf)に協力してくれた人がすごく怒るし、現場大混乱になるよ。」 僕「担い手制どうなるの?」 普「わかんない。けど、戸別補償の制度自体はうまくいかないかも。」 僕「どういうこと?」 普「WTOに反している可能性がある。」 僕「どういうこと?僕、WTOの規制ってよくわからないんだよね。簡単に教えて。」 普「えっとね、WTOは自由貿易を促進する機関なのね。」 僕「そこまでは分かる。」 普「いやそこ超入り口だから。これまでの農作物に関しての保護スキームは色々あるの。どこの国も苦労してるし。で、WTOでは、その農業業保護政策を3つに分割して考えるの。緑の政策・青の政策・黄の政策。」 僕「おもちゃ箱のような色だよな。」 普「まさにそのイメージでいて。国別で、3つの箱に政策を分類して収容することが目的。」 僕「緑の政策って何?」 普「緊急用食糧備蓄とか、研究用とか、インフラ整備とかで供出している補助金。要は作物の値段を直接変えないお金でWTOは制限を掛けていない。」 僕「じゃあ、青の政策は?」 普「生産調整を前提に、農家へ直接支払いする補助金。生産調整って、まぁ要は減反ね。認められる金額上限は農業総生産額の2.5%まで。 いま国の補助金って担い手制で4町歩以上の土地を集約しないと補助金下りませんよって制度に切り替えつつあって、これが微妙に青の政策。」 僕「微妙って何さ。」 普「担い手制は詳しく見ると青と緑と黄の政策のMIXになるんだけど、日本は青でWTOに申告してるっぽい。ごめん、ここ実はよく知らない。」 僕「じゃあ、その黄の政策って?」 普「青と緑以外の全部が黄色。で、これがWTOの言う削減対象。」 僕「民主の戸別補償は何色?」 普「普通に考えて真っ黄色。」 僕「削減対象?」 普「削減対象。」 僕「増やしていいの?」 普「随分カットしてるから削減枠に余剰はあるとされているけど・・・それを使うと言った瞬間にWTOで全員から一斉に突っ込まれるね。」 僕「だめじゃん。」 普「ただこれまでの担い手制は、農家にとっては相当評判は悪いんだよね。集約でも運用でもね。担い手制って4町歩の集約が条件になっているんだけど、結局そこまで集約が行き着かない農家って凄く多いの。」 僕「まぁ産業構造を変えるって言うのが、担い手制の一番の目的だし。構造を変えるんだったら出血するわな。」 普「で、制度からこぼれちゃった出血農家が、前の参議院の時に、民主に流れちゃった。」 僕「何故?」 普「補助金対象がすごく狭まる担い手制に比べて、民主の戸別補償は広いの。「販売農家」を対象に補償って今のところ言ってる。」 僕「販売農家って?」 普「30a以上の田畑または農業年収が50万円以上。」 僕「・・・それ、ほぼ全員じゃん。」 普「まぁね。要は兼業農家も専業農家も全部補助金対象になるわけ。バラ撒く対象がすごく多いよ。」 僕「サラリーマンやりながら副業で農業する人、多いよね。あれ全部対象になるの?」 普「まだ要件が出てないけど、マニフェストには販売農家って謳ってるから、今のところ入るね。」 僕「あれ、ほぼ趣味の領域だよね?」 普「趣味だよ。」 僕「・・・これ、ただのバラ撒きじゃないの?」 普「そうならないように、農水省のお役人が頑張ってWTOの抜け道と、産業構造転換の方式をセットに考えるだろうけどね。結局担い手制だってWTOの抜け道で出来た制度だし。でも最終地点を普通に考えたら、担い手の条件の4町歩を緩和するとかしかないかも。でも、それだと正直4町歩の5掛とかでも担い手認定している地域がある現状と、実はあんまり変わらない。」 僕「結局どうなるの?」 普「当面は様子見。まだ全然情報降りてきていないし。」 僕「担い手制度は?」 普「それもこれからどうなるか、まだわかんない」 僕「酒でも飲まないとやってられないね。飲みに行く?」 普「だめ。いま妊娠中だから。」 僕「え!あなたいつの間に結婚してたの?!」 僕は、このブログでは政治色を出来るだけ排してきたけれど、こと農政に関しては民主案に全く納得いっていない。 政治として一本スジが通っていれば、考え方の差とて納得はいくものの、ただ金で票を買ったようにしか、僕としては見えないのだ。 ちなみにWTOについては、僕も色々調べては見たけれど、どうも腑に落ちていないところあり。 内容については頑張って責任は取るけれど、詳しい方のツッコミお待ちします。 もちろん現場の意見も。 2009年 10月 23日
それっぽいキーワードを並べるだけで、色々妄想できて、なんだか先行きが明るく感じられる不思議。 まぁ先人達(正力とか)は受像機がほとんど普及していないのに、(自前の)街頭テレビだけで黒字化したんだから、なんだかんだ言って、僕たちは恵まれてるんじゃないかと思う。 2009年 10月 09日
さて、金子さんも無罪となり、何故か「Winny解禁!」と考えるお馬鹿さんたちがネットに溢れちゃったりする昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか? MIAUの新しい取り組み 政見放送の共有を開始します まぁ取り組みとしては素晴らしいものだとは思う。 僕はネット選挙解禁には否定的だけど、(反対理由:選挙活動は、法律によってかなりがんじがらめにされている。ネットを選挙活動に利用できるということは、逆に言えばネット上の発言その他、選挙期間中は全て法律に縛られてしまうということに繋がる。別に本人だけならいいけど、その規制は万人に及ぶ。勝手連とみなされるためだ。(し、逆にそこまでしないとやったモン勝ちになる。)ということは、選挙民の身からすると、最初からネットが選挙に使えないという縛りのほうがよっぽどましだ。成りすまし等の陥れも怖いし。)これはアーカイブに強いというネットの特性にあった動きだとは思う。 しかしこの動きについて、著作権法に引っかかるポイントはないだろうか。 まず、政見放送において、著作権に抵触しそうなものを片っ端から上げていく。(あと肖像権は面倒くさいんで除いて考える。まぁ基本問題無しかな。) 1立候補者(代表含む)の演説内容 2シナリオライターや映像制作ディレクターの著作権 3立候補者以外の出演者のコメント 4立候補者以外の出演者の実演権 5頭付けテロップ部分の放送事業者の著作権 6放送事業者の著作隣接権 7映像内で使われた音楽 8金出した選挙管理委員会がなんか口出す権利 こんなところか。 ちなみにMIAUの公式見解は >今回MIAUが共有した動画は、各政党が選挙のために政策を主張した「政治上の演説」(著作権法第40条)に当たり、著作権者(各政党)の許諾は不要と考えられます。 となっている。 ちなみに著作権法40条はこうだ。 (政治上の演説等の利用) 第四十条 公開して行われた政治上の演説又は陳述及び裁判手続(行政庁の行う審判その他裁判に準ずる手続を含む。第四十二条第一項において同じ。)における公開の陳述は、同一の著作者のものを編集して利用する場合を除き、いずれの方法によるかを問わず、利用することができる。 2 国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方独立行政法人において行われた公開の演説又は陳述は、前項の規定によるものを除き、報道の目的上正当と認められる場合には、新聞紙若しくは雑誌に掲載し、又は放送し、若しくは有線放送し、若しくは当該放送を受信して同時に専ら当該放送に係る放送対象地域において受信されることを目的として自動公衆送信(送信可能化のうち、公衆の用に供されている電気通信回線に接続している自動公衆送信装置に情報を入力することによるものを含む。)を行うことができる。 3 前項の規定により放送され、若しくは有線放送され、又は自動公衆送信される演説又は陳述は、受信装置を用いて公に伝達することができる。 確かにこれにより、 1の「立候補者の演説内容」はクリアしていると考えることが出来る。 また 2の「シナリオライターや映像制作ディレクターの著作権」も、クリアと考えていいだろう。 続いて3。「立候補者以外の出演者のコメント」。例えば共産党の座談会形式みたいな奴のおばちゃんの発言について、著作権が発生する余地はないか? ま、ただコメント自体は創造性を発揮していないし、する余地はない。台本だし。(共産党の座談会とか超棒読みだし)。ここは先程2の「シナリオライターや映像Dの著作権」に吸収して一緒に処理するのが適切だろう。 じゃあ、3「立候補者以外の出演者の実演権」について。 この棒読みおばちゃんとかは役者として考えることが出来る。 役者=実演家だと捉えると、送信可能化権は、おばちゃんに付随する。 (送信可能化権) 第九十二条の二 実演家は、その実演を送信可能化する権利を専有する。 出来上がったテープ自体は、第40条により著作物ではないと推察されるものの、著作隣接権自体は著作権無しでも成立する。(例えば、著作権なんて存在しないバッハやモーツァルトの楽曲を演奏する奏者にも、実演家として隣接権が発生することを考えてみればいい) ただ、ただの一市民が登場という映像の筋書き通りに考えると、「実演」はしていないことになるのでセーフ。 ということで、4の権利はグレー。決め手は出演者が「役者」なのか「市民」なのか。 (ただ現実問題として、役者だと名乗り出るという政党の顔を潰すようなケースはなかなか考えにくい。) 続いて、5の「頭付けテロップ部分の放送事業者の著作権」 要は最初に表示される「ぐるっと政党名が回るCG」素材について、それを作ったTV局の著作権を侵害している可能性がある。 ・・・とは言え頭3秒。 これに侵害だとクレームが来るような可能性は0.01%くらいしかないだろうし、仮にクレームついてもそこだけ編集で外すくらいの話かとなと思う。 つか、これに著作権を主張するのは、TV局としても恥ずかしいと思う。 あと、昔ながらの「ブルーバックに白字」のやつを著作物だと主張する輩がいたら僕はチョップしてやる。 続いて、6「放送事業者の著作隣接権」 これが実は問題だったりする。 要は、この元素材はTV放送である。で、放送事業者には著作隣接権を保有する。(この隣接権は、先程のクラシックの例でも分かるように、元素材が著作権物だろうがなかろうが、関係なく発生する) ということは、 第九十九条の二 放送事業者は、その放送又はこれを受信して行う有線放送を受信して、その放送を送信可能化する権利を専有する。 つまり、Youtubeにアップする権利を有するのは、元のOA素材を流した著作隣接権者たるTV局が専有することになるため、MIAUの行為は著作隣接権侵害に該当する。 しかし問題になるかといえば・・・これが微妙に難しい。 何故ならTV局にとって、政見放送は自局のものというか、「選挙管理委員会のもの」なのである。 勝手に判断を下すのは非常にためらわれる。 ということで、おそらく選挙管理員会にお伺いを立て、判断待ちとなるであろう。 つまりここで、正式な権利ではないものの、 「8金出した選挙管理委員会がなんか口出す権利」 が顔を出してくる。 順番逆になるけど、最後に7の映像内で使用された音楽について。 これは、JASRACの管理楽曲なのかそうでないのか、実演家は誰なのか、レコード製作会社はいるのか、政党との契約はどうなっていたのか。 この辺り、一切分からない。 最初から「ネットでも使えるフリーの音楽素材」だったら問題はないけど、それ以外の契約ならば(例えば政党が一切を買い取っていた場合、政党の持つ音楽の公衆可能化権を侵害する行為になる。さすがに音楽について40条適用は難しい。) ざっと考えてこんなところかな。 まとめると、 1立候補者(代表含む)の演説内容→クリア! 2シナリオライターや映像制作ディレクターの著作権→クリア! 3立候補者以外の出演者のコメント→クリア! 4立候補者以外の出演者の実演権→グレー? 5頭付けテロップ部分の放送事業者の著作権→わずかグレー 6放送事業者の著作隣接権→アウト。実際問題としては8に吸収 7中で使われた音楽→わかんね。けど多分フリー素材じゃないとは思うからアウトじゃね? 8金出した選挙管理委員会がなんか口出す権利→6経由で発生。 ということで、MIAUの取り組みは、 選挙管理委員会(テレビ局)もしくは、よくわかんないけど音楽の権利者、それから役者あたりから口を出される可能性はある。 眠たいなか書いたので、権利の抜けや論理の抜け、条文の抜けはあるかも。 ほんと、ぶっちゃけると僕は著作権法あんま詳しくないんで。 まぁ、その辺は賢いインターネッツ諸氏がフィードバックしてくれることと信じて寝ることにする。 おやすみなさい。 しかし今回、このエントリ書こうと色々MIAUのリンクから政見放送沢山見たけど 「再生回数4回」とか・・・色々どうよ? 2009年 10月 05日
島田紳助は凄い。 TV局の置かれている経済状況と今後の商売方法と自分の立ち位置と後の評判の全てを正確に読んで、「この時期だからこそ」そして「あざといのも承知で」、新撰組を仕掛けに出る島田紳助の力量を称える50000字に渡るエントリ(本当はもうちょっと短い)を、戻るボタン一発で飛ばしてしまったので、皆さんの心の中で島田紳助に深イイしといてください。 もう寝る! 2009年 09月 21日
例の経済学部なのにパレート効率性(最適)の使い方を間違えて解説したりして 経済の人からは放送だけやってればいいのに 放送の人からは経済だけやってればいいのに といわれている先生ですが、 誰か突っ込んであげてください。 ちなみに僕が突っ込んだら、実名を出さないのは卑怯だ~と迫られた挙句、天羽先生の時のように議論の負けを職場にちくるという子どもの喧嘩のようなことをされそうなので、遠くからぼやきます。 >ハイエクもいったように、伝統とは多くの場合、既得権の別名にすぎない。 (どこでの発言かは探して。) いや、「そんな文脈で」は言ってないから。 それを直球で導入すると、設計主義的合理主義を批判してたハイエクの主張が、大変かわいそうなことになる。法、伝統、規範によって自由主義を守ろうとしたハイエクの論拠の1つをいきなり足元からぐらつかせてしまう。 そもそもハイエクはルールや慣習の「何が合理的なのか、個人じゃ判断できないよ」 と言っているのに・・・彼はすごいよね。「格差を拡大せよ」って個人の判断バリバリ。設計主義者と言ってもいいほどに。そこで市場に任せよ。任せた結果衰退するなら仕方ない・・・っていうなら、まだ筋が通るんだけどさ。 ただ市場以外の自生的秩序はその前にどこにいくの?って話になる。(もちろん自生的秩序は正統性を担保しないけど、逆も真。) あー、たった今わかった。彼がハイエクをどう読んでいるか。 彼は「自由」の演算装置として市場を用いている(ハイエクはそもそも演算装置を持たない)。だから自生的秩序=市場のようになってしまっている。市場が手段から目的化している感じ。だから結果として、自生的秩序を目指そうとして設計主義的合理主義になっている気がする。 あと、どの先生かは内緒です。 2009年 09月 17日
しつもん。 何故、デジタル放送でテレビ見てるのに 「アナログ放送は2011年に終了します」としつこく告知されるのですか? ぼくはもう地デジ化してます! (30さい 孝好) こたえ。 まず「番組での告知」「CM」に分けて考えてみよう! まず「番組での告知」について。 ふつう、番組には放送用のテープが作られるんだ。 このテープは「完パケ」と呼ばれていて、放送直前の完パケテープの価値はテレビ局員8人の命より重いとされているんだ!君も一度、放送前に間違えて消磁しちゃって大変な騒ぎになったことあるよね? さてこの完パケは、通常1本だけ用意される。 最近はHDで製作されるケースが多いから、放送用のテープはHD用の1本のみとなる。 じゃあ、デジタル放送はそれを流すから良いとして、アナログはどうする? 実はテープをOAしている最中にダウンコンバートという作業を行い、HDの放送からアナログ放送用のデータを作って、それを(アナログ放送用の)放送設備に送っているんだ。 逆にアナログ画質のテープで制作された場合には、「アップコンバート」といって逆の手続きを踏むんだ。 (ちなみに番組サーバーで放送するお金持っている局もあるけど、先生、お金持っている局嫌いだからね、ここでは無視するよ!でも基本的には一緒だよ。) つまり、デジタル放送とアナログ放送を同じテープから作っている現状、アナログ側にだけ告知を入れるというのは極めて難しいんだ。 なんとかするには、デジタル・アナログの2素材作るしかないけど・・・正直、誰も幸せにならないね! 次、CMについて。 CMも実はほぼ一緒。 ただCMの場合、テープでなくて「CMバンク」という放送設備に予め1本ずつ録画しておいて、そこからダイレクトに放送しているんだ。そしてCMバンクは、1つのCM素材につき、デジタル用とアナログ用で2つのファイルを保存しているんだ。 通常、この2つはセットで使用するんだけど、放送スタンバイデータ(Qシートというんだ!)で、別のファイルを指定することにより、デジタル放送とアナログ放送とで、別のCMを放送することも出来るんだ! つまり、デジタル側では「公共広告機構」を、アナログ側では「地デジカ」を放送することは原理的には可能なんだ。 ただしこの指定は、放送事故の可能性を2倍以上に押し上げてしまうし、作業量も2倍以上になってしまう。 ぶっちゃけ事故っても地デジカの素材なら別にどうということもないんだけど、あこぎな頭文字Dが、スポンサーのCMで同じ事をしろって言い出すかもしれないんだ。もちろんスポンサーの素材は事故しちゃだめだから細心の注意で運行しなくちゃいけないんだけど、なんせ作業量2倍!とたんに人手が足りなくなる恐れがあるんだ。 人手の問題ですむならまだ根性論と精神論とサービス残業で何とかなるかも知れないんだけど、最近安物買いしかしない某外資とか「デジタル側だけ買うから半額にしろ」みたいな、また訳の分からないことを言い出すのが目に見えているんだ!ちなみにこの外資、wikipediaだけ見てるとまるでアニメの仕事しかしてない印象だよ!ネットの集合知も大したことないね! CMについて民放連の規定では、デジタル・アナログ統一で1素材となっているから、その原則を崩さないためにも、仕方ないんだよね。確かに放送業界が率先して破っちゃダメだよね! というわけで「地上デジタル」で見ているのにアナログ停派のお知らせをみるハメになっているのは・・・ ごめんなさい。あと2年我慢して! 2009年 09月 15日
この下の下の轟そら氏騒動について、法的な側面が、あまりにも知られていないようなので解説。 あと、検索でとんでくる人が多いし。 轟氏は写真をトレースしたことが今回槍玉にあがっているのだが、これについて。 まぁ、今回の要は「著作権のないものをトレースするにはなんら問題はない」点。 これを知っているかどうかで、判断が大きく変わる。 りんごを模写しても紙に貼り付けてトレースしても写真にとっても、著作権侵害にはならないでしょ?それと一緒。 だからまず、トレースしたとされるものを、著作権のついているものとついていないものに分ける。 この場合、引っかかる著作権は2種類あって ・写真の著作権 ・写真に映っている対象物の著作権 を考える必要がある。 で、著作権の有無は「創造性が発揮されているか否か」という点に集約される。 構図とか見せ方とか対象とか、ちゃんと工夫してとった写真か、被写体がすでに著作物かのどちらかってこと。 例として、前にもあげた検証をみてみる。分かりやすいし。 この中で「創造性が発揮されている写真または被写体」は何か。 ・・・ない。ただの「資料」といえるレベルが大半だ。 まぁ考えられるとすれば、図鑑の中の挿絵・本の表紙・電話・標本箱等だが、これもあまりに小さく「映り込み」ということで法的には対処可能だ。(要は、全体を視認するのに小さすぎる著作物が画面の一部に存在する場合には、考慮しなくても良いという考え方だ。あまりきれいな説明ではないが、表現は細部に宿るため、その細部が視認できないようなサイズでの使用だと、イメージの世界に落としこめるというイメージ。単純に面積比の問題だったりする。ただちょっと標本箱が大きいかもという気がしないでもない)(蛇足追記:この標本箱の場合には編集著作権が発生する余地があるため。もちろん蝶々には著作権ないし、学術的標本にもないけど、これはお洒落に並んでいるため) ということで、この絵は法的にはセーフ。 ただし、まとめサイトにあった「巨大な骨と人の絵」等は、元の写真に創造性が見受けられる。しかも映り込みどころの騒ぎではないサイズだ。 よって、アウト。 さらにこれだと、「同一性保持権」が問われ、人格権の問題にもなる可能性が高い。 この系統の絵は、あと何枚かある。それらはまとめてアウトなので、轟氏は動いたほうがいい。そして逆に言えば、そこしかごめんなさいをしなくても良い。 ただ、もう1点、考えなければならないのは、「不正競争防止法」だ。 まぁ思いっきりざっくり言えば、デッドコピーを禁ずる法律。 これを適用するには、まず商業ベースで競合する可能性がある。 商業ベースのもので、「巨大な骨と人の絵」等のような、壮大なパクリはない。 適用はかなり難しいものと思われる。 あとはポケモンのパクリ疑惑。 これ、パクリとかトレースの問題じゃなく、版元に許可とっていないとアウト。 トレースなんて許諾の有無に比べると、あまりにも小さい出来事。(例えるなら、バイクでひったくりしたか自転車でひったくりしたかくらいの違いでしかない。) 対して、検証サイト側の法的リスク。 彼らは「引用」のため、著作権侵害ではないと主張しているが、それはあまりにスジが悪い。 引用には「引用元の明示、主従の逆転していない、正当な範囲」という3点セットが必要だが、それをまったく満たしていないためである。 よって、引用ではなく「報道目的」で、著作権侵害の例外を主張するほうがまだスジがいいと思われる。 しかし、報道目的での使用を訴えるには、公益性が必要だ。 上でみたように轟氏が著作権侵害を行っていない画像を勝手に掲載している場合、そこには公益性が見受けられない。(写真パクリで著作権上アウトの絵についてならば、公益性を主張できる。) さらに法律上問題がない範囲内を「パクリ」だと主張する点で、轟氏に対する名誉毀損罪の可能性がある。(これも公益性があれり、専ら公益を図る目的であった場合には、真実性の証明による免責を認められる。・・・が、今回、公益を図る目的ではなく私怨の類と解され、また真実性の証明は・・・本当にアウトの写真以外は出来ていないため、多分無理。) さらに言えば、轟氏の著作物への「同一性保持」を怠っている点がある。 またポケモンも勝手に使っている。 また著作権侵害の数だけで言えば、 轟氏・・・「人のパクリ分」 まとめサイト・・・「パクられた人の著作権」と「轟氏の著作権」全部。 で、点数で行くとほぼ数倍だ。 結論 どちらかといえば「検証サイト」側のほうが、著作権侵害を行っている幅が大きい。あと、名誉毀損とかでも色々危ない。 轟氏、背景パクリはやりすぎ。ただそれが休止に値するかどうかは知らない。 (まぁ「創造側」の人間にとっては恥以外の何者でもないだろうが。) あと残るのは仁義問題だが、それはここでは取り上げない。 まぁここに書いたことは、当たり前だけど裁判でひっくり返る可能性あり。 あくまで実務者の体感程度で。 あとお前等、ポケモンは許可取ってから使え。 2009年 09月 13日
さてこの不況の折、地方局は風前の灯・・・とまではいかないけど、酷いことになっていることは間違いなく。 前に書いた「統合」なんて大鉈以外の救済方法はあるか? しばらく前なら笑い話だけど、1つ考えられる手段がある。 っつっても、テレビ局員なら誰もが思っているし、知っている奴。 「流通を手に入れる」ってこと。 はい。あー知ってる、それ欲しいって声がした。無理だろって声もした。 メーカーからの「そんなの昔から欲しいわ」って声も聞こえた。 無理なのも知ってるけど書いてみる。 モノが売れなくなり、結局流通の下流を押さえているものが最強という状況が続く限り、 消費者>流通>メーカーという優位状況は変わらず。そしてメーカーの向こうに代理店、そして最下層民としてテレビ局という構図。これは変わらない。 テレビ局はこの中では、トランプの大富豪でいう「3」か」「4」くらいの位置でしかない。しかも革命ルールは存在しない。 しかし、地方テレビ局が唯一と言っていいほどの強みとして、ジョーカーたる「視聴者=消費者」へのアクセス手段を有しているという点がある。スペードの3のようにジョーカー返しは出来ないけど、まぁたまにはジョーカーを場に出すように誘導できることがある。 ということで、テレビ局は「流通企画」という商品を過去に開発した。そしてこれは今でも有効だ。 これは流通のCM告知と棚確保を引き換えに、さらに棚と引き換えにメーカーのCM発注を促すという、三方一両得みたいな話だ。 これをもう一歩進めて・・・・地元にスーパーを出すというのはどうだろう。別に買っても構わないけど。 流通>メーカーの構図の中で、出稿について優位なポジションを手に入れることが出来るのは確かだ。 まぁ書いててそんなにうまくいくとも思えない。この不況の折、スポンサーとのとの力関係は染み付いててとれないだろうし、棚のメーカー競合が怖くなる。何より地元の地場流通の全てを敵に回してしまう。会社の約款問題とか独禁法上の優越的地位にあたるとか、法的側面の問題もある。 でも、欲しいよね。流通。 結局「地域密着」というテレビ局の武器であり目標であり理想を一番体現しているのが「地元スーパー」だってことだったんだろうな。 2009年 09月 09日
一部で、トレース疑惑でさんざん叩かれ、無期限自主休止に入った轟そら氏って人がいるらしい。(そっち方面に疎いが) 検証を見たが・・・こりゃ確かに酷い。 もちろん、轟氏ではなく、叩いている奴らが。 お前等、自分の手で「使いにくいインターネッツ」を作ってどうする? もちろん全ては程度問題だ。トレース問題もそう。どこからどこまでがNGといった線引きなんて存在しない。 しかし今回の話は・・・程度が低いよね。(ダブルミーニングで。) というかネット上には、人の権利を切り刻んだり勝手にアップしたりあまつさえ売りさばくような人間か、小物(それも著作権ついてるかついていないんだか微妙なもの)のトレースも許さんような狭量な人間か、なんで両極端なのしかいないんかい。 まぁその両側が目立っているんだろうけど。 多分、線上に並べてみたら面白い。 人の著作物でいくらでも儲けてもいいよ派(職業パイレーツ)>>>ファンがやることだから大目に見てよ大半赤字なんだし派(でも同人誌すごく売ってます派)>>>別に面白かったら人の著作物でも、切り刻んだり落書きしてもOKじゃね派(ニコニコ党コミュニケーション至上派)>>>それで儲けるのはさすがになしだけど著作物アップロードくらいはいいよね(アップローダが商売してるのは関知しないよ派)>>>著作物アップロードはしないけど見るのは平気よね派(30条派)>>>音楽・映像はいいけど、マジコン使う奴だけは許さないよ派(ダブスタ派)>>>こっちは法律守ってるのに、DRM使いにくいし、映画上映前の盗撮マンのCMまじでウザイよ派(煽り食らった派)>>>俺らはこっちでコモンズの畑耕すから、著作権言う人はそっちで適当にやったら?派(原始共産主義派)>>>俺らの書いた書き込みでお前ら儲けるな派(アンチまとめすれ派嫌儲分科会)>>>轟そらムカツク派(トレースした写真はどんな小物にも著作権があるんです!派) これが個人個人の立ち位置とかで、さらにぐっちゃになっているんだろうな。 轟そら氏は許せんけど、同人誌作る権利は守れって言ってたりWinny使っていたり。(そもそも検証サイトで著作権侵害だよな。これが「報道目的」とは思えないし。) 法に反しない限り、僕は別に何やってもいいとは思うけど ただ、都合のいい時に都合のいい立場をとるのは卑怯だとは思うので、糾弾している人は自覚してやってください。 9/13追記:轟氏の検証サイトを全部見返すと、「巨大な骨と人の絵」「棚田を飛ぶ烏天狗」「山と湖と人馬の絵」についてはアウトだね。写真の版権者からクレームが入ったら問題になる可能性が高い。 しかし、相変わらず小物類については、なんら著作権法・不正競争防止法上に反しているものはない。 (なので、検証サイト自体の違法性も変わらず。「検証」だったら引用とかはないので、法上の引用要件を満たさない。ただし、背景利用をみつけた箇所だけは報道目的になる可能性がある。) 信号無視の車を赤信号無視しながら追いかけているような状況は変わらず。 9/15追記 今回の法的側面についての解説はこちら。 2009年 09月 08日
HUT(総視聴率)が下がってきている。 もちろんHUTはエリア差が大きいのでなんともいえない話なんだけど、とりあえず東京の話。 今年のHUT下落率はなんともいえない。 HUT下落について、もちろん、色々原因はあるよ。 1つには、デジタル普及率が上がっているから、家庭内受像機の絶対数が減ってきたこと。 (要はいままで1人1台体制だったのが、大型受像機の普及で1家庭1台へ回帰してきた。) 1つにはネットと携帯という他媒体との競合。 1つには、経費削減しすぎて、魅力を減じてきているコンテンツ。 結局その複合要因。(1番上が1番大きなファクターじゃないかと僕は感じてるけど、分析はしていない。) ただ、そんな中でも視聴率アップに向けてやれることは多くあろう。なんせHUTを上げにかかるのは、TV業界上げての行うべき話だ。コマーサル君じゃCM受注は取れないが、番組PRは確実に視聴率を上げる効果がある。で、もっと言えば、コンテンツ力の強化という話が出てきて「ただお金が・・・」といういつもの話にループするのだろうけど。 ただ、僕が戦犯じゃないかと思っているのがTBS。 今年に入ってず 下手すりゃ1W丸ごと視聴率がシングルだったりしている。 正直、困るのはTBSだけだ。TBS系列の地方局は怒っているけど、まぁどこも親元ほど状況は酷くないし。 でも、ここまで不調を引っ張られると、これは業界の問題になってくるんじゃないかと思ってきてしまう。 だって、HUT落としてるんだもん。TBSがおもしろい番組やってくれることでテレビ見てたお客さんが、TBSのせいで他媒体に流れてしまうんだもん。あと、他キー局からしても、切磋琢磨できるライバルがあんな具合だったら、だめになっていくわな。 これが「いやーお金がなくてー」といういつもの原因に落ち着くのなら仕方ないと思う。 しかし問題は、編成戦略ミスで、数ある優良コンテンツすら視聴率が取れなくなっていることにある。 イロモネアとかさ、特殊ルールとか色々てこ入れやっているけど、あの番組に一番必要なのは、「この枠でやっていますよ」って告知だと思うよ。 で、もっと言えば、動かすんならもっと考えて番組配置しろよってこと。 2009年 08月 22日
2009年 08月 11日
3日エントリを書かないと死んだと噂されるウェッブ界隈にて、1月も動きを見せなかった孝好です。 こんちは。 まだ生きています。 ・・・あんまり書かなければ、書き方を忘れるね。 小寺さんの日テレ放送事故に関する技術的考察について、僕も検証してみた。 まず、小寺さんのあげられている理由では説明つかないことがある。 ・タイム広告とスポット広告でライン(CMバンク)は切り替えていない。それを行うと、ファイリングを2度行う必要が出るためだ。それにより素材管理が煩雑になり、事故の可能性が高まる。(マイクロに乗せるか乗せないかは、発局Qシート側のみで管理する。) ・バックエンド側の回線接続によるミスならば、その前のCM枠で事故っている。 ・15秒で復旧できるような凄腕運行マンは、まずいない。大抵10秒くらいは呆然としている。 なので、他に理由があるのかなと。 で、僕なりに考えてみた。 と言っても僕のほうはもっと簡単に。イベントの確認からの推察。 検証日は今日。 NTVのおもいっきりDONの終わりのイベントを確認してみた。 END-提供 5秒 次番組のPR(ブリッジという)[ミヤネ屋] 15秒 SB(CMね) という流れだった。 曜日が違うのでフォーマットが違う可能性があるものの、まぁ95%くらいの確率で月曜日と木曜日は同じフォーマットで動いているはず。 問題の放送事故部分を確認すると(日テレ放送事故で検索したら先頭だった)、 END-提供 5秒 ○正常 次番組のブリッジ[ミヤネ屋] 15秒 ×静止画というか、カクカクしてる。 SB(CMね) ○正常 という流れ。 っつーことは、今回の事故はミヤネ屋のブリッジが出なかったのが原因と推察される。 ここで次番組の「ミヤネ屋」をググってみると、発局がYTVだと分かる。しかも生放送だ。 ということは、ブリッジもYTV発でスタジオから生出ししているはず。 ということは、APS上のQシートは正常にミヤネ屋ブリッジのライン(YTVとの回線)を開いたものの、 YTV側がブリッジを用意していなかった。 そして15秒後、ブリッジイベントが終了したので、APSは次のイベント「SB」をコールし、無事復旧した というのが真相だろう。 で、1コマガタガタする理由について。 通常の場合、 放送事故等で映像信号が停止した時には、最後のコマを流し続けるという措置を機器がとる。 ということは静止画になるはずだ。 それが動いている。というかループしている。 どことどこの機器の間でループしたのか? NTVの中で? いやそれだとおそらくループはしない。 ここから仮定。 YTVのAPS「NTVへの送信側」のイベントが 「スタジオを送出する」というイベントになっておらず、 「NTVのマイクロ回線を送出する。」になっていたとする。 これだと 「NTVのAPS、YTV回線を開く」 「YTV、NTVの受け回線を送出する」 が同時に行われることになり、NTV-YTV間の伝送ルートでカクカク動くループが完成する。 推察ばかりだけど、多分、いいところついているんじゃないだろうか? まぁ真相は、なぜか光回線になっても「マイクロ回線」と呼ばれてる理由と同じくらい謎ということで。 2009年 07月 07日
表題は2011年までにもう間もないのにテレビ買い替えが進んでいないとかじゃなくて、それとは別の話。 しばらく考えていて、まだ自分の中で結論とか全然見えていないんだけど、 日本の広告費が5兆円とまぁ小さい市場になってしまった責任というのは、テレビにあったのではなかろうか。 ・・・というか、テレビのデジタル化をもう20年、せめてもう10年早く行えていたら、web含めた広告市況も随分と違ってただろうなって思ってる。 もう15~20年も前、「テレビの営業は断ることだ」といわれていた時代があった・・・らしい。今となっては想像もつかないけど。スポット枠は常に引き合いでパンパン。というかオーバーフロー状態。(で、FBSとかがゴニョゴニョ・・・)コストが高い出稿からとっていけばそれでよかったという時代。 で、その時に、テレビの営業は何をやっていたか。 各スポンサーを毎年1%とか値上げ交渉して、毎年ちょっとずつ売上を伸ばすのを楽しみにしてた。 まぁその頃ってテレビ局黒字で、これ以上経費の使い道がないという、物凄い幸せな時代。で金が余ってて(地場の公共企業だから投資や投資、別事業進出が不可能)、世間のバブル浮かれにあわせて給料ガンガン上げてた。(この頃のイメージが多分に世間様のテレビ局員のイメージとなっている。夙川アトム的な。) で、そんな能天気な時代はとっくに終わり、他媒体もたくさんでき、広告費が分散し、お国からデジタル化を無理矢理押し付けられ巨額の設備投資を抱えた瞬間に景気が悪くなり、さらに字幕放送とか地震速報とかで追加出費させられ、あげく地方局技術的にはいらないんじゃね?とか言われ、しかもちょっぴり事実で、関係ないB-CASとかで利権とか何故か叩かれ、自分ところの番組はyoutubeとかにアップされて自社媒体と競合し、スポンサーは市況に物言わせコストカットに出るという、テレビ局涙目の状態に陥っている。 そんな中、今、テレビ局の営業(と代理店の営業)はあの手この手で企画を作っている。 この市況では、ないお金をつくるか奪ってくるしか増収はありえないから。 いまテレビ見てたら生コマや番組内取り上げ(シルシルみたいな)、映画タイアップCM、番組連動CM・・・と単純なスポットとの差別化商品がオンパレード。それが良いものかどうかは知らないけど、頑張っている感はある。 で、今回思ったこと。 何故15年前に同じように頑張ることが出来なかったのか。 あの頃、1%とか3%とか頑張って値上げしてたその労力で、今テレビで見てる生コマその他の企画を持ち込んで差別化で値上げすればよかったんじゃないかと。少なくとも、かかっている労力の割りに数字がついてこないという現状よりは適正な料金化が可能な市況だったはずだ。 じゃあ何故その頃出来なかったのか。理由はおそらくはっきりしていて、テレビ局が儲けすぎて金が余ってたからだ。 前年度を酷く割るとか大赤字になるとか、そんな苦労無しで会社が成り立っているし、そんなに稼いでも使い道もなかったから。人間、別に汗かく必要がなければ汗はかかないわな。 で、表題。 だからバブルの頃に地上デジタルがスタートしてればと思うのだ。その頃に地上デジタル化を推進していれば、ちゃんと良好な環境で投資できたし、価値の高い広告作ろうとしてもっと広告も多様になっていたし、広告費というものも適正に値付け出来たのではと思う。平成新局もデジタル放送からスタートできるしね。 家庭部門も金持っている頃だから受像機ももっと円滑に移行出来ただろうし。 広告費市場は大体5兆円(今年はどうなるか分からないが)。GDPの1%とか言われる。 15年前にそうやってちゃんとテレビ局が頑張れば、アメリカのGDP3%には及ばないものの、1%枠は取りさらうことが出来たのだと思う。 そしたら、現在の市況も、環境も変わってたんだろうなぁと思う。 そう考えれば、NHKのハイビジョンが規格競争負けしたのってでかかったんだなぁ。。。 2009年 07月 01日
おひさ。 さて、話題に全く上らなくなって、逆にそれが話題にもなったりした「新型インフルエンザ」ですが、着実に感染者増えてるみたい。皆様も注意してください。 さて放送業界でも、地方局で感染者出たりとか、某大手代理店がごっそり感染者出したりとかで問題が差し迫ってきた感じがちょっとする。で、ちょっとみんな困ってる。 というのは、放送業って人がいなけりゃまわらないのだ。・・・ってどこも同じだろうけど。 ただ、アナウンサー・カメラマン・ディレクター・放送進行・・・と小規模の割に専門に分業されているので、人が倒れたときに代わりが大変というのはある。まぁ、どうにもならなくなったら営業とか経理とか事務から経験者を引き抜いてくるという技があるから、その近辺で放送に支障が出ることはない。 問題はマスター。24時間体制で電波の監視業務と運行業務を行っている彼らには、実は代わりが少ない。 複数人体制の3交代を維持しなければならないから。 それに、営業とか事務とかを代わりに座らせて仕事させる訳にもいかない。技術者だから。 これに加えて免許の問題がある。 放送局は無線技術で動いている。無線は、当然使うのに免許が必要だ。 放送には、第一級陸上無線技術士の資格が必要。この免許持っている人が、どの時間も少なくとも1名、社内にいなければならない。 でも、この免許、無線界最高峰の資格だけあって、もっている人はとても少ない。 放送局によっては数人しか保有していない例もあったりする。 24時間放送を守るには、3交代でまわすにしても4人は必要なので・・・免許もち5人の局(さすがにここまで少ない局はないと思うけど)だと、2人倒れたら終了のホイッスル。 マスター周りで1人発病、「濃厚接触者は隔離」とか実践された日にゃ・・・放送できなくなるぞ?・・・周りでインフルが流行し始めたらみんなで会社に立て篭るか?・・・ってマスター勤務者は真剣に考えていたり。 まぁ・・・・どれほど効果があるのかは知らないけど、とりあえずウガイ手洗い。だね。 2009年 06月 21日
タイトルはだじゃれ。 映画「ROOKIES-卒業-」順調なようで。 まぁ見ていないけど。 しかしTBS、ルーキーズへの電波ジャックっぷりが凄かった。 あんな番宣8割みたいな番組群、よく地方局に買わせるわ。(まぁ全く悪いとも思っていないだろうけどさ。) しかしマジックアワーの時の三谷幸喜を越えたね。 でも多分、あそこまでやったら逆効果だろうね。 単純露出量が多ければいいという訳でもあるまいに。 こっから多分推測だけど・・・露出量の計算をしていないというか出来ていないように思えるのは、上から「こっからここまででルーキーズを番組で使え」との鶴の一声がかかり、下から「じゃあ僕の番組で使います。」「じゃあこちらでも」のように、五月雨式にあがってきてきた結果じゃないかなぁと。 つまり、宣伝統括がいない。だからあんな不細工な羽目になる。 でもまぁ興行収入はあがっているから、結果オーライじゃねーの。 僕は見に行かないけど(2回目)。 2009年 06月 05日
ウェブ進化論は面白かった。
2009年 06月 04日
前回の映画のファンドの話から連想ゲームエントリ。 不動産とか債権とか事業とか映画とか、最近の金融はなんでも食っちゃって証券化して吐き出すらしいね。 まぁ何でも食べちゃうせいで、サブプライムで派手に食あたりしてるけどね。 前、ちょっとしたオフ会の時に戯言で「次に証券化すべきものは人の将来だぁ!」って笑い話してたんだけど、 まぁ仕組み自体はアイドルとかで既にあるんだけど、その時に一瞬思いついたことを、まとめないまま書いてみる。それがタイトル。「人」の証券化。 釣りのようなタイトルだけど、要は「アフリカ等途上国の児童救済基金」に、証券化の手法が使えないかなぁってこと。その意味では途上国教育の証券化というべきか。 題して「エンジェルファンド」。(はい皆様ここ笑うとこ。) 方法論としてはそんなに目新しいことじゃない。 とりあえず、ファンド募って「運用」して「利益」出して「還元」するという、いわゆる普通の証券の動きを基本にする。 で、その「ファンドの運用」ってのは、アフリカ(っつっても広いよねぇ。というかこういう大雑把な括り方がそもそもアフリカへ諸国への誤解の元だと思う。)等の子供たちに、給食を食べさせてワクチン打って寮に入れて教育をつけて世に送り出すところまでを指す。 で、奨学金みたいに、社会に出てからの稼ぎで返済させる。これを「運用益」と考えて、ここから出資者に還元する。 地元で働かれたら(それはそれで大事なのだけど)利率で言うとおいしくないので、先進国で雇用させて、収入の何%かを10年くらいファンドに納めさせれば・・・で、そんな人間がファンドから100人に1人くらい、立派な博士が1000人に1人くらい出れば、物価差を考えればペイできるのではないだろうか・・・ 一山幾らのベンチャーキャピタル式の思考が完全にマッチするなぁと思えば、結構ありなのかなと思った次第。 で、この証券化事業自体を「慈善事業」の一環として捉え周知させれば、お金も集まりやすいだろうし、このファンド出身者の雇用が先進国で促進されたりとかもありそう。運用益が通常より低くても文句も付けづらい。 ぱっとおもいつく問題を書きだしてみるスペシャル。 ・そんなうまいこといく国(国情が安定してて物価が超安くて子供の教育がなっていない国で出来れば英語圏でエイズがあまり蔓延していない国)あるっけ?一瞬インド・・・?って思ったけど、あそこは国が教育に熱心だし、それにインドですら物価が高すぎるのかも。。。酔っていないときに外務省のHPでもまた上から舐めてみよう。 ・これってファンド出身者からしたら「逃げ得」だよね。よっぽど恩を売っとかないと。 ・最初に利益が出るのに一体何年かかるんだよ。 ・何人の子供を「証券化」すればスケールメリット出るんだろう。。。サハラ以南とかだと、下手すりゃ1国の児童全部とか抱える羽目になるぞ。。。まぁそれだと、個人個人から回収というか国の税金から回収できそうな気もするけど・・・そんな約束が出来る国なら、最初から教育に力入れているから、ファンド必要ないわな。 ・いうても箱が必要なので初期投資が結構かかるかも。当初は「投資の性格を持ちながら慈善事業の側面を多大に有する」と、どこかの補助金を頼る必要もあるのかも。 ・教育の多様性って経済効率性と相反するよね。でもそこがこのファンドのキモになりかねない。。。 あと、例えば運動系の才能とか、物理学系の才能とか、医学系とか。金かかるよね。 ・失敗しても、ホワイトバンドみたいに適当に店じまいするわけにはいかないからさ、うまくいかなかった時が怖いよね。ケツの拭き方が難しい。 まぁとりとめもなく。実現性は・・・どうだろ。実現できるのなら人生突っ込める程度には面白いだろうけど。 まぁ思いつきだし、しかも疎い分野なんで、どうにもこうにもならないレベルとは思いますが、きっとbank.of.japanさんとか詳しい人がツッコミを入れてくれるのでしょう。お待ちしています。 2009年 06月 03日
平野耕太の「以下略」読んでたら、昔書いた「じゃあ同人誌の権利処理はどうするか?解決編?」にソックリの手法をヤクザが提案していて(ただし縛る方法は著作権じゃなくて倫理マーク)、あぁ僕の思考はやっぱりヤクザなんだなぁCiv4やってる時もたしかにそんなところあるよなぁ今も属国インド相手に搾取の嵐だもんなぁと思いながら今夜も酩酊中の孝好ですこんばんは。尿酸値、上昇中です。 最近読んだもの。 メディアにまつわるエトセトラ と テレビ各社のそのビジネスモデル転換はアリなのかナシなのか は相当ちゃんと取材してあって、肌感覚にも合致するので、最近のテレビ局の状況を知りたい方はどうぞ。 面白かったよ。 ちなみにボチボチと各局決算の様子も入ってきて、まぁひどいもんだねぇ地方局死屍累々って感じ。 ただし決算内容はちゃんと見ないと、赤字は赤字でもデジタル化関連費を一気に減価償却させてスッキリした局と、どうにもこうにも構造的に赤字なところと見分けがつかないので注意。(EDINETでどうぞ。) で、やっぱりこの時期になって「地形問題」が出てきた感じ。 地形が山がちでミニ中継局を大量に建てなきゃいけない地域の負担が、この不況に重くなっている。 デジタル化と鬼不況、どちらかだったらどこの局も赤字出さずにやり過ごせただろうに・・・ 仕方ない。このタイミングでリストラ(クビキリじゃなくてね)出来れば、地方局も大丈夫なんだろうけど、いかんせん再構築すべきモデルがない。。。 キー局ならさっきの上のリンク先のように不動産とか映画とかあるけどねぇ。 そう。今ので思い出した。1つあるのは「地方映画」って分野で、上映もその地域だけくらいのご当地映画の制作→上映→DVDという流れもあるとは思うんだけど、しかもいけそうな気もするんだけど、これもある程度の人口規模必要だし、所詮映画はバクチだよなぁフラガール作ったジャパン・デジタル・コンテンツ(JDC)信託も大変な状況なのに車買ってるあたりさすがマザーズと思った次第。 いい飯のタネ、ありませんかね?視聴者から怒られない系で。 2009年 05月 26日
2009年 05月 13日
お久し。 ごめんねぇ。異動からこっち時間が取れなくなりまして。。。 あと、部署変わったせいで接している情報がキモくなってうかつに書けなくなった。 無難に地デジカのこととか書いておけばいいんだろうけど・・・ そういえば、地デジカのグッズとかもらったんだけど、これ欲しい人はメールして。 先着1名様。 アニメバブル崩壊ってニュースが出てたね。 僕が取り上げるの今更?今更? まぁ制作委員会があんなに大量に出来た頃から、こりゃどうにもならないってのはみんなうすうす気付いていたこと。 市場がこんなに小さいのに、300本ものアニメを収容できるはずがないじゃん。 まぁなんともならないところを何とかできないかなぁとか、ぼんやりと考えてみたんだけど、 1つありかなと思ったのが、昔の1社提供方式でアニメ作れないかなぁってこと。 スポンサーは、ビールとか化粧品とか車とか、TVでもネットでもラジオでもいいから大量の広告費を使うこの辺りの企業。(つかこの数字も相当酷いなぁ。電通の公開資料とかとつき合わせたら桁1つか2つの差が出そうだぞ。) ネット広告費の上位総計が資料では、年間20億ちょい規模があることを考えれば、月2億円弱くらいのキャンペーンは張れる計算。(実情の広告費が・・・とか突っ込んじゃダメ。思考のお遊びだから。) で、2億円あったら・・・1500万円の制作費を掛けた13回シリーズのアニメが制作できるよね。TVの1回のキャンペーンもそんなもんかな。よく知らんが。 で、このアニメを「30分のCM」と捉える。で、本編を、商品が売れるプロモーションツールとする。 このアニメを無料でネットに流す(クリエィティブコモンズの表示-非営利-改変禁止あたりをつけて)ことで「勝手に」宣伝してもらい、それにより商品がキャンペーン1回行うよりも高い認知度と棚確保と、最終的には売上を得ることが出来れば成功ということになる。 まぁ2億かけたのなら・・・最低20億円は売り上げないと厳しいね。もちろん商品によるけど。 もちろんそれだけの売上を上げようと思ったら、アニメ本編でよっぽどうまいことプロダクトプレイスメントやらなきゃ無理。(やらないとCMにならないし、やりすぎるとソッポ向かれるしね。) まぁその当たりの「うまいこと」の匙加減は、日本が誇るアニメクリエーター諸氏が何とかしてくれるだろう。多分。 ただ、それでも商品とアニメの相性が大きいよね。最初の出発点として。 自分で「スポンサーは、ビールとか化粧品とか車とか、なんでも」ってさっき書いたけど 車で20億程度って言っても200万円の車1000台分(1週間分)にしかならないし、それすらアニメでそんなに売れるはずがない。(ニコニコ市場で車が400台くらい売れなきゃいけないだろうね。)あと多分、ディーラーが怒る。 化粧品は・・・やり方としてはかなりありかなと思ったけど、現実として考えてF1とアニメに絶壁のような隔たりがある。スイーツはアニメなんか見て化粧品選びません。つかアニメ見ません。見るようなもん作れるなら、TVスポットの引き合いに「アニメ不可」って書かれません。 ビールはアニメが子供のものという側面がある限り無理。 食品は・・・つかプレースメント出来るの?あと「普通の流通」を抑える必要がある業種では、このやり方では棚確保が出来ないから無理。 玩具系・・・お子様向きは多分無理。将来は知らんが現状無理。TVに置き換えたら、仮面ライダーと何も変わらないじゃないか。そっちの方が売上上がるし。・・・ただ、大きなお友達向けならありか。 ・・・とか考えていくと、結構スポンサーも限られてくる。 どっかはまりそうな業種ないかなぁ・・・と東証1部の企業一覧見てたら、4/1に上場した「コーエーテクモHD」の名前が目に飛び込んできた。 これ、なんか上場記念とか適当なことを言って「コーエーテクモHD」に金出させて、ゲームと同内容のアニメ作らせて(著作権もコーエーテクモに持っていってもらって)、アニメをゲームのプロモーションツールにしてしまうってどうかなぁ。アニメが売れたら棚確保も(秋葉原でなら)出来そうだし。 レッドクリフに連動して三国志のゲーム売れたってデータとかが内部にあれば・・・なんかいける気がするんだけど、どうなんだろ。 別にコーエーテクモじゃなくてスクエアエニックスでもセガバンダイでも任天堂でもいいんだけどね。 それなりの売上規模と利益残している会社だと、出来そうな気はする。 ・・・ごめん。久しぶりにしかも着地点を定めずに書いたし、書いてる途中に眠くなってきたんで、なんかすげー適当なところに着地してしまったよ。 じゃ、おやすみ。 2009年 04月 23日
つよしくんいったいなにやらかしたんだよ!(朝一からスポンサーチェックしながら) 仕事増やすな! 2009年 04月 20日
ダメだ。書きたいけど、時間がない。。。 今日は早めに帰ってきたけど・・・眠い。 そのうち。そのうちなんとか。 最近思ったこと。 「番組のお引越し」はろくな事にならないね。 番組は当初の思惑(企画書)通りには進まないものだし、その結果、前の番組の視聴層との乖離が見られることは多い。 ただ、一方で編成の理想は「視聴層が連続したタイムテーブル」だ。前の番組が直後の放送番組に与える影響は案外大きいことが要因。 なので、戦略大改編のときに番組毎の流れもついでに良くしてしまおうと「お引越し」をする。 これ自体は否定しない。 ただこれは「コンテンツの力」を過信しすぎているんだろうなと。逆に言えば視聴習慣を舐めている。 その結果が、例の大改編失速の2系列。何もしていないとこが漁夫の利って構造。 「視聴習慣」がつけば、両系列も立ち直るんだろうけど・・・果たしてそれまで番組を続けさせてもらえるだろう かな。 2009年 04月 13日
3月終わりから、異動があって業務が変わって、なれない業務でイッパイイッパイの孝好です。こんにちは。ブログやめたわけじゃありませんが、大変です。 そしてこの大変なままGW進行がやってくるので、どうしたらよいのか見当もつきません。 でも、NIB東京支社営業に続いて強制わいせつ犯を出したRAB東京支社営業のことを思えば、僕の業務なんて屁でもないです。 「NTV系列」と括られやすい東京支社の営業で、年に1人ずつ性犯罪で逮捕者が出るとなると、NTV系列の他の東京営業も仕事し辛いだろうねぇ。 だから、僕も頑張れます。下に下がいる!って。 2009年 04月 04日
2009年 04月 04日
2009年 04月 04日
ようやく3月を越し、新しい年度の最初の一週間が終わり、目の前まで休みがやってきた。 お願い。明日のせめて午前中は休ませて欲しい。思いっきり寝たいんだ。 偉大なる北の将軍様へ。ミサイルなんか打ったら嫌いになる。 何もなかったら、明日久しぶりにきちんと更新する。 2009年 03月 26日
いくら忙しい時期とは言え放りすぎにも程があるよね。 ごめんなさい。もうそろそろ復活する・・・予定です。 勘弁勘弁。 2009年 03月 17日
おひさしぶり。ちょうおひさしぶり。お変わりありませんでしたか? この間、色々書きたかったけど、いまとなってはどれも良い思い出です。 最近思ったこと。 ・株式会社の半期決算とブランディングってまじで相反するね。よく言われる長期と短期。戦略と作戦にも通じるんだろうけど。ともあれEX三冠おめでとう。 ・同じくWBCがらみで。キリンの宣伝ってなんか凄いよね。 ・JASRAC問題詳細でたね。(すげーいまさら。)ちなみにこの背景について「ちなみに過去ログにもあるけどね、ある会社がね、」と話をしようとしたけど、さっき検索したらいい感じに、日経テックオンが書いていたので、僕としてはリンクを貼るだけの簡単なお仕事です。 ・TBSの労働組合がんばれ。よくわからんが。 ・NTVの社長がバンキシャ問題でまたスゲ替えられて、なんだかNTVの社長ってってクビだけ交換できる人形みたいだと思いました。 ・つか、環境激変しすぎ。正直「地方局」「キー局」のトレンドが乖離する局面があと数年は続くと見ていたのだけど・・・リーマンショックというかトヨタショック(そしてそれに続く空枠「有効利用」)の前では些細な波だったな。 今はじっと耐えるしかないんだけど・・・耐えた後に何があるのかは不明。特に地方局。 下手すりゃ僕の10こ前のエントリが前倒しで当たるかもね。 2009年 02月 26日
電波利権 と一括りにして話す奴らは大勢いる。 が、何故だか電波利権をそのものずばりと理解している人はとても少ない。 すくなくとも、そういう本を出版している人は、何故だかみんな外角高めに外している。(かつ、ボール球だからみんな無視したのに、「本質を突いたから皆の衆が黙っているのだ」と勘違いしてる。幸せな生き方だと思う。) まぁ、外角どころか、ベンチ辺りに向かって投球しているくらいの外し方をする人も見受けられるので、それを真に受けた書籍の購入者やインターネッツ諸氏は本当にかわいそうにと思う。 (そういう投球をする人は、指摘するといきなり「本名を名乗れ」とかいいながら殴りかかってきて乱闘に持ち込むので、誰も近寄らない。そしたら「本質を突いたから皆の衆が黙っているのだ」と勘違いしてる。幸せな生き方だと思う。) 電波利権とは何か。 一言で言えば、他媒体と比べて余りにも安価に送信可能だという一点。そこに尽きる。 情報のボトルネック化や大量情報送信機能や莫大な広告料というのは、実はそこから派生した付加価値に過ぎない。 ただし、この「利権」は使用にあたり条件がついており、その特性ゆえに ・国の統治機構の一部に組み込まれる。(例えば周辺事態法) ・国の規制を受け、その指示に従い、サービスの無償提供を請け負う(地デジ・地震速報・字幕等。正直ここが利益を食っている。) ・サービス地域に100%送信する。(利益の出る地域のみの送信禁止。サービス対象地区を99%→100%に引き上げるために99%までのお金と同額くらいがかかったりする。) ・報道の必要(経営的視点から見た場合、報道ってただのコストセンターだ。) 等の義務を背負う。 そう。80年代のバブリーな頃ならいざ知らず、現在のところ、テレビ局というのはおいしい商売ではない。 給料がいい?そんなのごくごくごく一部の局の一部の人間だ。僕の給料、悪いけど言えないくらい低いぞ。 (せめて同年代大卒平均とは言わんが同年代高卒平均くらいは欲しいよなぁ。。。) つか、本当においしい商売だと思うのなら、新規参入すればいいと思う。 まじで。だって県によっては電波余っているから。 でも、いないでしょ?TX系列が2年位前に一瞬色気見せただけで。 そこに利権があるのに、何故に誰も飛びつかない?飛びつかないような「利権」ってそれって本当に利権なのか? じゃあ、何故に電波利権なんて言葉が出てくるのか? 「電波利権だからテレビ局はダメだ。特に地方局はなんにもやってないから死ね。」と得意げに言う人の話をよくよく聞いてみると、 B-CAS等のテレビ業界と対立軸(という程じゃあないか)にある業界のこととかも含んでいることがとても多い。(あと、何故か東京人に多い。地方局見ていないのに「地方局無駄」とか言ってるの。) 実際大きく分けても「電波利権」は以下のパターンがあり(抜けはないよね?)、それぞれにプレイヤーがいるし、時期や地域によっても状況がまるで違う。 ・電波を実際に握っている民放 ・受信料という既得権益を持つNHK ・アナアナ変換とかARIBとかの総務省周辺 ・番組制作や販売周りを含めた業界の慣習・制度 ・広告業界 ・B-CASとかその辺のよく分からないの ・テレビ受像機メーカー なのに、それをあえて混同している人間が余りにも多すぎる。 「電波利権」の話は、受けが良く、あまりにも大量消費されていくために、まがい物がよく出没する。 まぁ○-CAS○なんかに載ってるのは大抵そうだよね。(BーCASじゃないよ。) まがい物の見分け方は、上記のプレイヤーの視点を混同して話しているかどうか。 そういう人間は、天然のバカか、わざと煽ることでおいしい思いをしている(しようとしている)「電波利権利権者」のどっちかなので、注意が必要だ。 2009年 02月 18日
広告費って、GDPの1%って経験則的に決まっているから・・・大変になるねぇ ・・・なんか日付変わった頃から4時間くらいかけて、地方と東京との市況の違いから始まる超大作を書いたんですけど、これ人様にお見せするのは色々まずいものになってしまってしまったのでボツにして、最初の1文だけアップすることにしてみました。 |
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